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中世ダークファンタジー剣戟譚『LANCASTER《ランカスター》』連載中 © 2019 エンタメスタジオCre-eat

『ヴァルキリープロファイル(VALKYRIE PROFILE)』から学ぶ台詞の書き方

台詞──それは、あらゆる情報を伝えるための手段。台詞──それは、ときに人を突き動かし感情を揺るがす魔法。台詞──それは、人と人が織り成す偉大な物語。そう。台詞を制する者は、全てを制するのだ!! といっても、過言ではないほど、台詞にはそれだけ魔力がある。今日は、そんなリビドー溢れる台詞を学ぶことで、台詞力を養いたい。台詞力を鍛える事は、企画職、コピーライター、ゲームクリエイター、漫画小説制作者などにとって重要なはずだ。これは、そんなカッコイイ台詞を作り上げたい者の備忘録。

 

 

『ヴァルキリープロファイル』とは

 

本作品は北欧神話をモチーフにした作品となっています。

主人公ヴァルキュリアは、アース神族の王オーディンの命により、

人間界(ミッドガルド)へ赴く。

その命とは、死に瀕した戦士の前に現れ、彼らを英雄たちの魂《エインフェリア》を

神階に導くこと──

その目的は、ヴァン神族との最終決戦に備えるための兵力増加だった。

かくして、戦乙女ヴァルキュリアは、英雄たちの魂《エインフェリア》を求め、

人間界(ミッドガルド)を奔走するのだった。

 

 

『ヴァルキリープロファイル』から学ぶ台詞の書き方

 

以下は、主人公レナス・ヴァルキュリアの台詞です。

 

「死の、先をゆく者たちよ」

「我と共に生きるは冷厳なる勇者、いでよ」

「その身に刻め 神技! ニーベルン・ヴァレスティ!!」

「貴様に救いの道などない」

「あるべき場所に還れ」

「魂の束縛は消えた、その場に留まる理はもうない」

「魂を冒涜した罪は重い」

「其は聖の下に滅せよ」

『ヴァルキリープロファイル』よりレナス・ヴァルキュリアの台詞を引用

 

本作品を知らない人にとって、上記台詞はどのような印象を抱いたでしょうか。

おそらく、この台詞だけで「戦士」「勇者」「仲間を統率している」「死」

といったイメージを抱いたかと思います。

実際にゲームをプレイしている人は、おそらくこの台詞を聞いて、

死闘の数々や数多のエピソードを思い出したかと思います。

このように、一つの台詞の中に

その人物の思想/人生観/仕事観/職業/性格/癖/宗教などといった属性を

いかに盛り込めるかといった所が、台詞を上手くするための一つの技術。

本作品は、この"台詞の中でキャラクター性を表現する"という技術に長けた作品になっています。

僕の描いている中世ダークファンタジー剣戟譚『LANCASTER《ランカスター》』においても、

本作品の台詞回しを意識して描いております。

 

台詞力を上げるためのテクニック

一つの台詞の中にその人物の思想/人生観/仕事観/職業/性格/癖/宗教などの属性を盛り込む

 

 

台詞との付き合い方

このように自分がカッコイイと感じた台詞や痺れた台詞を見たり聞いたりした場合、

メモする事で自分の台詞の中にその血肉の幾つかを吸収できるかと思っています。

なので、僕は普段からこれは良いなと思った台詞は、メモをするようにしています。

そして、更にこうしてアウトプットしたり、作品を公開することで、実際にその技術を使う。

そうすることで、知識だけではなく、

体験として自分の中に技術の礎を築くことを心がけています。

今後もこの台詞特集を続けていくつもりですので、よろしくお願いいたします。

ゲームクリエイターや企画職、ライターの方々など、一緒に台詞の勉強をして、

最高の台詞を作りましょう!

 

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