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中世ダークファンタジー剣戟譚『LANCASTER《ランカスター》』連載中 © 2019 エンタメスタジオCre-eat

『ベルセルク』から学ぶ形容の仕方

概要:今回は、『ベルセルク』から、形容表現方法を学ぶことで、キャラクターやキャラクターの身に着けている物の魅力を伝える方法を学ぶ記事になります。

 

この記事は、商業ゲームテキストの制作経験のある筆者がまとめました。

 

 

以下は、トピックスです。

 

 

【結論】どんな魅力を伝えたいかを考えて形容詞を選ぶ

 

結論から言うと、形容する際に重要なことは、

そのキャラクターや物体のどんな魅力を伝えたいのかを考えて形容詞を選ぶことです。

 

 

例えば、こんな感じ。

 

 

それは 剣というにはあまりにも大きすぎた
大きく 分厚く 重く そして大雑把過ぎた
それは 正に鉄塊だった

『ベルセルク』より引用

 

 

上記は、ガッツの装備する大剣の初登場時に使われた形容表現になります。

ここでは、とにかく、その剣が大きいことにフォーカスして書かれています。

 

 

このように、物や人を形容する際には、どんな魅力を伝えたいかを考える事が重要です。

 

 

形容する際に重要なこと

どんな魅力を伝えたいかを考えて形容詞を選ぶ

 

 

 

【実践】人や物の魅力を伝えるための形容の仕方

 

以下2パターンの形容を覚えれば、形容の仕方がグっと上達します。

2パターンだけなので、サクっと覚えて、使っちゃいましょう。

 

 

類似する形容詞を並べることで印象を強調する

 

類似する形容詞を重ねることで印象を強調できます。

この方法を使えば、人や物の魅力が伝えやすくなります。

 

 

例えば、こんな感じ。

 

 

それは 剣というにはあまりにも大きすぎた
大きく 分厚く 重く そして大雑把過ぎた

『ベルセルク』より引用

 

 

それは 剣というにはあまりにも大きすぎた ⇒ 剣が大きいことを説明

大きく 分厚く 重く そして大雑把過ぎた    ⇒ 大きさに関連する形容詞

 

 

どうでしょう?

類似する語を並べるだけで、いかに、この剣が大きいか、想像できませんか。

 

 

このように、類似する形容詞を並べることで印象を強調できます。

 

 

 

形容する際のテクニックⅠ

類似する形容詞を並べる

 

 

 

 

AからBに言い換える

 

形容する際、ある物について別の物に言い換えることで、

イメージのしやすさ、確からしさを出すことができます。

 

例えば、こんな感じ。

 

 

それは 剣というにはあまりにも大きすぎた……
それは 正に鉄塊だった

『ベルセルク』より引用

 

 

剣⇒鉄塊に言い替わっていることに気づいたでしょうか?

これによって、剣に重みがグっと加わっています。

 

 

このように、AからBに言い換えることで、

イメージのしやすさ、確からしさを出すことができます。

 

 

 

形容する際のテクニックⅡ

AからBに言い換える

 

 

 

 

 

【要約】人や物の魅力を伝えるための形容の仕方

 

というわけで、形容の仕方についてまとめます。

以下の通りです。

 

 

 

▼人や物の魅力を伝えるための形容の仕方

 

Ⅰ 類似する形容詞を並べる

Ⅱ AからBに言い換える

 

 

形容は、難しいイメージがあります。

なので、こうした定型パターンさえ覚えてしまえば、あとは使い回しでいいと思います。

 

別の形容の仕方は、ある程度、形容の使い方が上手くなってから、また学べばいいと思います。

 

 

以上、『ベルセルク』から学ぶ形容の仕方でした。

 

 

 

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