クリエイター生活!

現役ゲームクリエイターの視点から「最新のエンタメ業界情報」「クリエイターの生活×仕事」 について毎日発信中!

漫画 小説 ゲームの創作に役立つ本【ゲームプランナー直伝!】

漫画 小説 ゲームの創作に役立つ本
概要:現役ゲームプランナーの視点から「創作に役立つ書籍」について紹介!

 

 

プロフィール:わたなべ りょう 

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▼略歴
・明治大学政治経済学部卒

・株式会社カプコンに4年半勤務

・ゲームプランナー/アクションプランナー

・フリーランスとして独立

・特技は「テコンドー」「カポエイラ」

 

▼制作実績

・モンスターハンター ライズ

・モンスターハンター エクスプロア

・小説「LANCASTER《ランカスター》」

 

当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。

 

・最新のエンタメ業界に関するニュース

・クリエイターのライフスタイル×ワークスタイル

 

尚、下記ラジオでは、エンタメ業界に関する最新情報についていち早く発信中!

 

 

 

 

【漫画 小説 ゲーム 創作に役立つ本①】荒木飛呂彦の漫画術
 

『荒木飛呂彦の漫画術』は、キャラクターの作り方に関するノウハウをまとめた本です。

 

著者は、『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である荒木飛呂彦さんです。

 

本書では、以下の身上調査書を利用して、キャラクターを制作します。

 

  1. 姓名、略称
  2. 年齢
  3. 性別
  4. 生年月日
  5. 星座
  6. 血液型
  7. 身長
  8. 体重
  9. 髪の色
  10. 瞳の色
  11. 視力、眼鏡の有無
  12. 身体的特徴(鼻が高いetc)
  13. 人種
  14. 宗教
  15. 前科、賞、学歴
  16. 幼児、少年期の精神的体験
  17. セックス体験、恋人、結婚
  18. 将来の夢
  19. 恐怖
  20. 口癖、くせ
  21. 人間関係、態度
  22. 家族関係、態度
  23. トラブル関係
  24. 職業学校
  25. 経済状態
  26. ペット
  27. 性格(明るい、暗いetc)
  28. 特技、技、能力
  29. 趣味、娯楽(音楽、創作etc)

 

この項目を埋めていくことで、キャラクターに対する自己理解を深められます

 

こうしてキャラクターの掘り下げをすれば、あまり悩まずにキャラクターの行動や台詞を書けるようになります。

 

実際、筆者もこの方法を使用しています。

 

そのおかげで、キャラクターを描写する際に筆が止まることが少なくなりました。

 

 

【漫画 小説 ゲーム 創作に役立つ本②】感情から書く脚本術

 

『感情から書く脚本術』は、キャラクターの見せ方についてまとめた本です。

 

筆者は、名門UCLAの課外脚本執筆講座を受け持つカール・イグレシアスです。

 

本書では、以下のように、キャラの個性を引き立たせる台詞や文章の書き方等を紹介します。

 

台詞には、「話を逸らす」という手法があります。

 

メリットは、ある話題を振られた際に話を逸らすことで、その話題の確からしさを表現できる点です。

 

A「お前、あの子のことを好きだろ?」

B「そういえば、今日は天気がいいな

 

このように、台詞、文章、場面を通じて、キャラクターの見せ方を学べます

 

その結果、キャラクターの「感情」を中心とした物語を作れるようになります。

 

キャラクターに特化した物語を作りたい方に向いている本だと思います。
 

 

 

 

【漫画 小説 ゲーム 創作に役立つ本③】ハリウッド脚本術

 

『ハリウッド脚本術』は、「葛藤」を中心とした物語の作り方をまとめた本です。

 

物語とは、葛藤を通じて、キャラクターの成長過程を描いた物となります。

 

本書では、以下10の要素から物語を作る手法を紹介します。

 

  1. バックストーリー:変化前の主人公を見せる
  2. 内的な欲求:欠けている個人的特質を取り戻そうとする欲求
  3. キッカケとなる事件:解決すべき問題が現れる
  4. 外的な目的:上記問題を解決するための目的を設定する
  5. 準備:目的を達成するための準備をする
  6. 対立:敵と対立する
  7. 自分をハッキリと示す:内的な欠如の回復に取り組む
  8. オブセッション:外的な目的に向かう
  9. 闘争:敵との最終決戦
  10. 解決:目的を達成する

 

この10要素を埋めることで、キャラクターの葛藤⇒成長を描けます

 

 

【漫画 小説 ゲーム 創作に役立つ本④】SAVE THE CATの法則

 

『SAVE THE CATの法則』は、『ハリウッド脚本術』を更に発展させた本になります

 

本書は、米国アマゾンの脚本術部門で第1位を獲得した名著となります

 

。また、著者は、アメリカで有名な脚本家ブレイク・スナイダー氏です。

 

本書では、以下15の要素から物語を作る手法を提示しました。

 

  1. オープニング・イメージ
  2. テーマの提示
  3. セットアップ
  4. きっかけ
  5. 悩みのとき
  6. 第一ターニング・ポイント
  7. サブプロット
  8. お楽しみ
  9. ミッド・ポイント
  10. 迫りくる悪い奴ら
  11. すべてを失って
  12. 心の暗闇
  13. 第二ターニング・ポイント
  14. フィナーレ
  15. ファイナルイメージ

 

こうして細かい要素に分けることで、要所に要所に見せ場を作ることができます

 

すなわち、山場に向けて緩急のある緻密な物語となります。

 

 

  

【漫画 小説 ゲーム 創作に役立つ本】まとめ

 

以下おさらいです。ぜひ参考にしてみてください。

 

『荒木飛呂彦の漫画術』:キャラクターの作り方に関するノウハウをまとめた本。

 

『感情から書く脚本術』:キャラクターの見せ方についてまとめた本。

 

『ハリウッド脚本術』:「葛藤」を中心とした物語の作り方をまとめた本。

 

 『SAVE THE CATの法則』:『ハリウッド脚本術』を更に発展させた本。

 

 

小説「LANCASTER《ランカスター》」:試し読み

 

小説「LANCASTER《ランカスター》」とは、筆者がシナリオ担当として描いたダークファンタジー小説のことです。

 

あらすじについては、以下の通りです。

 

その男、死ぬ度に、思い出す度に、強くなる――

 

ある日、現代からタイムスリップした一人の男。

目が覚めると、そこは中世暗黒時代、百年戦争の地だった。

生きて再び現代に戻る条件はただ一つ。

あらゆる願いを叶える《奇蹟の円環》を手に入れる事――

生死を賭した中世ダークファンタジー剣戟譚、開幕!!

 

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