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新卒からゲームプランナーになる方法

新卒からゲームプランナーになる方法

概要:ゲームプランナーの綾崎がゲームプランナーになる方法についてまとめてみました。

※公開日2020年2月26日(記事更新日2020年6月22日)

 

 

こんにちは、綾崎あやめです。

本業は、ゲームプランナーです。

プレイヤー制作とテキスト制作等について4年間ほど行っています。

 

 

この記事はこんな人に向けて書いています

 

・ゲームプランナーに興味がある方

・ゲームプランナーを目指している方

・ゲーム業界に興味のある方

 

尚、僕の経歴は以下の通りです。

 

・大手家庭用ゲーム会社に就職

・ゲームプランナー5年目

・スマホゲーム1本 家庭用ゲーム1本制作

 

こんな感じでゲームを作ってきました。

今回は実体験を踏まえつつ、新卒でゲームプランナーになる方法について紹介します。

 

尚、ゲームプランナー志望の方についてはまず初めに以下記事から読んでみてください。

 

 

  

 

新卒の方に知って欲しいゲームプランナーの仕事①:企画業務

 

ゲームプランナーの仕事は、主に以下の通りです。

 

企画業務=実装内容について企画する

 

代表的なゲームプランナーの仕事といえば、やはり「企画」です。しかし、ひとえに企画と言っても、ピンと来ないと思います。

 

そこで、企画業務について「スーパーマリオ」を例に説明します。

 

・探索要素として道中にハテナBOXを作ろう

 

・高い所まで飛べるようにBダッシュを作ろう

 

・簡単には進めないようにツルツル滑る床を作ろう

 

といった感じです。

 

このように、ゲームプランナーの仕事とは、「ゲームの遊び」について検討・提案する業務となります。

 

上記案について採用された場合、以下次のフェーズ(仕様)に進みます。 

 

新卒の方に知って欲しいゲームプランナーの仕事②:仕様書作成業務

 

仕様書作成業務=ゲームの細かいルールについて検討する

 

代表的なゲームプランナーの仕事として「仕様書作成」があります。

 

しかし、一般の方からすると、「仕様書作成」と聞いても全く分からないと思います。

 

そこで、仕様書作成業務について、先ほど説明した「スーパーマリオ」の「Bダッシュ」を例に説明します。

 

仕様書作成では、以下仕様について検討します。

 

・Bダッシュはどのボタンでできるのか

 

・ボタンの押し込み具合でスピードはどう変化するか

 

・加速度はどうするか

 

・Bダッシュ中に壁にぶつかったらどうなるのか

 

・立ち止まった際はどうなるのか

 

このように、ゲーム内の細かいルールについて検討します。上記作業=仕様書作成となります。

 

 

上記仕様書について問題がなければ、以下実装・調整フェーズに進みます。 

 

新卒の方に知って欲しいゲームプランナーの仕事③:実装業務

 

実装業務 =企画内容についてプログラマーと相談しながら実装を進める

 

実装業務とは、先ほど作成した仕様書を元に、ゲーム内に実装物を入れていきます。

 

例として、「スーパーマリオ」の「Bダッシュ」の実装業務について解説します。

 

・ダッシュの速度についてどれくらいが良いのかを調べるため、テストプレイをしながら数値調整を行う

 

・立ち止まった際の慣性にどれくらい補正を掛けた方が良いのかを調べるため、テストプレイをしながら数値調整を行う

 

ゲームプランナーの実装業務については、上記のような感じになります。

 

このように、テストプレイをしていく内に、必ず問題点や改善点が見えてきます。

 

その度にプログラマーと相談して調整を行います。

 

ゲームプランナーの仕事については、基本的に上記3点の通りになるかと思います。

 

もちろん、担当パートによっては、ほかにも様々な業務が発生します。

 

しかし、一般的なゲームプランナーであれば、大体こんな感じの業務となるかと思います。

 

 

 

新卒からゲームプランナーになる方法①:面接対策について周到に準備する

 

ゲームプランナーは、折衝が多い仕事です。日常的に説明を行います。

 

そのため、面接では、「受け答え」「話し方」「論理性」について入念にチェックされます。

 

プログラマー・デザイナーであれば、そこまで求められることはないかと思いますが、ゲームプランナーには強く求められます。

 

とはいえ、そんなすぐに話が上手くなれる訳ではありません。

 

というより、新卒の方にゲームプランナーのように説明をしろ、という方が無理だと思います。

 

重要になるのは、準備です。とにかく準備です。戦う前に勝負は決まっている、と言ってもいいかもしれません。

 

そこで、新卒でゲームプランナーを目指す方については、以下1点だけ抑えてください。

 

面接する前にあらゆる質問について想定しておく

 

話し方については拙くても良いので、まず質問に答えられるようにしておいた方が良いかと思います。

 

そのためには、言葉には出さなくていいので、普段から内面に問いかけてみると良いかと。

 

・なぜプランナーになりたいのですか?

・なぜゲームじゃなきゃダメなのですか?

・どんなゲームが好きですか?

・そのゲームの面白いと思う部分はどこ?

 

上記のような質問について答えられるように、普段から考えてみてください。

 

想定しておけば、答えるのは簡単です。意表を突かれるから、答えられないのだと思います。

 

実際、ゲームプランナーだって、プログラマーに実装相談をする前は質問されても答えられるように、仕様について頭に入れるといった用意をしています。

 

だから、答えられる訳です。

 

もう一度いいます。ゲームプランナーについては、面接の用意・準備が鍵です。

 

 

 

新卒からゲームプランナーになる方法②:同人・商業問わず制作実績があると有利

 

プログラマー志望・デザイナー志望については、多かれ少なかれ、ポートフォリオ・制作物を見られて、能力を判断されることが多いと思います。

 

一方、ゲームプランナー志望については、制作物・ポートフォリオを見られることはほぼないです。

 

とはいえ、ゲームプランナー志望であっても、制作物があれば、有利にはなるかと思います。

 

制作経験は何でもいいと思います。ゲーム、漫画、小説、スマホアプリ等々。同人でも商業でもどっちでもいいです。

 

制作経験があるだけで言葉に重みが出ます。「ゲームを作りたいです。学生時代に〇〇を制作した経験から~」と実体験を交えて話せるためです。

 

僕の場合は、小説の制作経験をもとに、ゲームプランナーの志望理由について話しました

 

僕は、学生時代からweb小説を書いていました。そこから発展させて、以下の通り、ゲームの志望理由に繋げました。

 

・小説についてwebで連載していた

・文章作成/物語の創作について得意

・PV/賞実績などの客観的なデータの話

・この文章力を以てシナリオに貢献したい

 

どうでしょう。説得力があるように見えませんか? 貢献してくれそうな感じがありませんか?

 

なぜなら、制作経験をもとに、志望理由を語っているためです。

 

制作経験があることで、受け手側はその人の活躍について想像できるようになります。

 

もし制作経験がない場合は、今からでも何か制作実績をつけると良いと思います。

 

 

・スマホゲー制作のバイトをする

 

・web小説や電子書籍を制作する

 

・実際にゲームやアプリを制作する

 

 

といった感じです。

 

 

 

新卒からゲームプランナーになる方法:まとめ

 

以下まとめです

 

・ゲームプランナーは面接が勝負

 

・面接は「準備」「用意」が全て

 

・ゲームプランナーといえど、制作実績があると有利

 

・制作経験があれば、志望理由に説得力が生まれる

 

以上、読了ありがとうございました。

 

尚、ゲームプランナーの企画の立て方について勉強したい方は、以下1冊を読んでおけば大丈夫だと思います。

 

ぜひ、就職面接前に一度読んでみてください。

 

 
尚、ゲームプランナーを目指している方については、以下記事も読んでみてください。

 

 

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