概要:現役ゲームプランナーの視点から「ゲームプランナーの選考を突破する方法」について紹介!
プロフィール:わたなべ りょう
▼略歴
・明治大学政治経済学部卒
・株式会社カプコンに4年半勤務
・ゲームプランナー/アクションプランナー
・フリーランスとして独立
・特技は「テコンドー」「カポエイラ」
▼制作実績
・モンスターハンター ライズ
・モンスターハンター エクスプロア
・小説「LANCASTER《ランカスター》」
当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。
・最新のエンタメ業界に関するニュース
・クリエイターのライフスタイル×ワークスタイル
- ゲーム業界は狭き門①:ゲームプランナーの採用枠は特に少ない
- ゲーム業界は狭き門②:ゲームプランナーの選考突破の鍵は面接
- ゲーム業界は狭き門③:ゲームプランナーの面接を突破するコツ・テクニック
- ゲーム業界は狭き門④:ゲームプランナーになれない場合の対処
ゲーム業界は狭き門①:ゲームプランナーの採用枠は特に少ない
ゲームプランナーの枠は、極めて少ないです。
会社によるけれど、各社毎年10名程度しか採用しない印象です。
以下は各社の2018年度の新卒の採用数です。
スクエニ:51名
バンナム:17名
カプコン:145名
任天堂:61名
セガ:26名
※リクナビより引用
上記枠の中の数人がゲームプランナーです。
現状ゲームプランナーはかなり狭き門です。
その分、ゲーム業界でそこそこ重宝されます。
人が少ないため、以下の通り、多方面から声が掛かります。
「今プランナーが少なくて……来てくれない?」
「PLを作れる人がいないから来て欲しい」
「ウチでUI・UXの設計をしてくれないか」
こんな感じで多々依頼が届きます。
ゲーム業界は狭き門②:ゲームプランナーの選考突破の鍵は面接
ゲームプランナーは、やたら面接の回数が多いです。
新卒の場合、2回も3回も面接をします。
なぜなら、説明能力や思考を見るためです。
プランナーは、職業柄、説明する事が多いです。
そこで、面接の場では、以下のような質問に対して論理的に答えることが求められます。
- なぜゲームプランナーになりたいのか?
- なぜゲームでなければならないのか?
- ゲームを通じて何をしたいのか?
- 自分はゲームに対してどう貢献できる?
いわゆるナゼナゼ面接っていうやつです。ロジックを見るのによく使われる手法です。
ここでプランナーの適性を見られます。
ここで論理的に答えられないと落ちます。高学歴でもガンガン落ちます。
ゲーム業界は狭き門③:ゲームプランナーの面接を突破するコツ・テクニック
この面接を突破するコツは以下の通りです
・「なぜ」に対して「なぜなら」で返す
・聞かれた事に対して簡潔に答える
・相手が何を求めているのかを考える
基本的にはこの要点を抑えれば論理的かと。
面接くらいならこれで乗り切れると思います。
ゲーム業界は狭き門④:ゲームプランナーになれない場合の対処
新卒でゲームプランナーになれなかった場合、他業界から転職する方法もあります。
実際、そうした経歴を持つ人もいます。
以下は、周りのゲームプランナーの経歴です。
- 元 家電販売員
- 元 外商
- 元 漫画家
- 元 不動産営業
家電量販員の人は説明がすごい上手いです。
漫画家の人は絵を描いて説明をできます。
こんな感じでプランナーになった人もいます。
結局何をアピールできるかだと思います。未経験・他業界であったとしても。
尚、ゲームプランナーを目指している方については、ぜひ以下書籍を見てみてください。
当書籍は、元バンナムのプランナーによって書かれているため、企画の立て方について参考になる一冊になっています。
また、就活生については、ぜひ以下書籍を見てみてください。Kindle Unlimited 会員なら無料で読めます。