概要:現役ゲームプランナーの視点から「スクリプターの仕事」について紹介!
ゲーム制作におけるスクリプターの仕事とは
結論から言えば、スクリプターとは、ゲームの演出全般を担当する仕事のことです。
例えば、以下の通りです。
・台詞に合わせてキャラクターの表情や動きを設定する
・シナリオに合わせて背景、BGM、SEを設定する
・シナリオに合わせてカメラの画角を設定する(パン、ズーム、アオリetc)
・会話速度の設定
『逆転裁判』『STEINS;GATE』 『ダンガンロンパ』等のアドベンチャーゲームの演出は、基本的には、全てスクリプターによって演出が付けられているはずです。
上記キャラクターの表情・背景・BGM・SE・会話速度の設定は、基本的にスクリプターによって行われているはずです。
そのため、ゲームをしていてワクワクしたりドキドキしたりするのは、スクリプターの演出による所が大きいです。
ゲームスクリプターの仕事によってゲームの雰囲気が変わる
どんな時にどんなBGMを流して、キャラクターにどんな表情をさせて、どんなポーズをさせるか、スクリプターの腕次第です。
実際、筆者も仕事でスクリプトを書いたことがあるので、大体、こんな感じの仕事だと思って貰って問題ないと思います。
映画・アニメ・漫画好きな人はゲームスクリプターに向いている
ゲームの演出・雰囲気を決めるのは、スクリプターです。
「漫画のコマ割り」「アニメ・映画のカメラワーク、SE、BGM」は、スクリプトを書く上で参考になります。
実際、ホラー系のゲームを作る際は、ホラー映画を参考にすることが多いです。『SAW』『シックスセンス』等の映画では、どんなカメラワークで、どこでどんなBGMを流しているか……といった感じです。
映画・アニメ・漫画の鑑賞本数が多ければ、自分の内側にそれだけ参考にできる物が増えるので、演出の設定もしやすくなります。
結論:ゲームスクリプターの仕事とは、ゲームの雰囲気を決める仕事
演出に携わって生活をしたい人は「スクリプター」という仕事は面白いと思えるはずです。
なぜなら、一つの作品の世界観・雰囲気について作りこむことができるためです。
では、以上!
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