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ゲームデザイナー5年目となる綾崎あやめです。 ゲーム業界への就職、クリエイターの生活、創作に役立つ情報について発信します。 © 2020 エンタメスタジオCre-eat

ゲームの台本の作り方とボイス収録

ゲームの台本の作り方とボイス収録
概要:現役ゲームプランナーの綾崎が「ゲームの台本の作り方とボイス収録」について語ります。

※公開日2020年4月9日(更新日2020年4月27日)

 

 

こんにちは、綾崎あやめです。

本業はゲームプランナーです。

プレイヤー制作とテキスト制作等について4年間ほど行っています。

※ライトノベルも出版しました

 

 

Youtubeチャンネルもやっているので、ぜひ遊びに来て下さい! 動画内容は、基本的に料理・雑談・ルーティンなどVlog形式の内容になっています。

 


[Vlog]休日ルーティン 28歳ぼっち孤独な給料日の昼

 

 

この記事はこんな人に向けて書いています。

 

・台詞作成に興味がある

・シナリオやテキストを書いてみたい

・声優と携わる仕事をしてみたい

 

尚、僕の経歴は以下の通りです。

 

・大手家庭用ゲーム会社に新卒で入社

・ゲームプランナー5年目

・スマホゲーム1本 家庭用ゲーム1本制作

 

こんな感じでゲームを作ってきました。

今回は、現役ゲームプランナーの立場から、「ゲームの台本とボイス収録」について語ります。

 

 

 

 

 

 

台本は基本的にゲームプランナーが書く

 

ゲームの台本は、ゲームプランナーが書きます。いわゆるシナリオライターが書くことが多いです。

 

台本には、各キャラクター毎の台詞が書かれています。例えば、『FF15』の台本を作った場合、以下の通りとなります。

 

【グラディオス】

「屋根がねえってのはいいなあ」

「俺たち自由に旅してんな」

「大自然ってのは気分が上がるな」

 

【プロンプト】

「ああ、風呂入りたい」

「ああ、これが庶民と王族の格差ってやつね」

「歩くのやだなあ」

 

【イグニス】

「やめてくれ 無駄になる」

「新しいレシピを思いついたぞ」

「しかし、時間の概念が薄れるな」

 

こんな感じでゲーム内に登場する各キャラクターの台詞をまとめます。

 

人によっては、各台詞に以下のような指定をすることもあります。

 

・落ち着いた口調で

・優しい口調で

・恥ずかしそうな感じで

・恐ろし気な様子で etc

 

ゲームの台本作成は、大体こんな感じです。

 

台本作成後は、ディレクターチェックを通します。内容に問題なければ、ボイス収録の用意をします

 

文字にすると簡単に見えますが、結構大変な作業です。ゲームの内容によるけれど、大体、文庫本1冊くらいの台詞を書くことになります

 

特に全編フルボイスのゲームはマジでヤバイと思います。文庫本1冊程度では済まないかと。『ラブプラス』『FF15』等の台詞量の多いゲームの台本作成は、地獄だと思います……

 

 

▼ゲーム会社への就職について


 

 

台本を書いたらいざ収録へ。声優さんに会いに行く


台本作成完了後は、収録スタジオに行って、声優のボイス収録に参加します。そこで、必要によっては台詞のニュアンスを伝えたり、その時のキャラクターの心情を伝えたりします

 

ボイス収録には、大抵、ディレクター、シナリオライターが同行します。そして、何日間か掛けて収録を行います。

 

一通りボイスが取れたら、データを持って、会社へ戻ります。

 

声優のキャスティングは、通常はプロデューサーの方で行います。一応、ゲームプランナーでも要望くらいは言えます。ただ、あくまで要望に過ぎません。

 

会社に戻った後は、サウンド職にボイスデータを渡して、各キャラクターに声を当て込んで貰います。

 

こうした過程を経て、こんな感じでキャラクターに声が吹きこまれます。

 

 

 

▼ゲーム業界の実態について

 

 

結論:台本作りはキツイ。でも実際に声優の声が付くと嬉しくなる


台本作成は、時間が掛かるし、チェックも多いし、大変な作業です。ゲームによっては、膨大な文字数にもなります。

 

書いている時は、ぶっちゃけ、「あ~、キツイ」と思います。

 

でも、自分の書いた台詞が声優に読み上げられ、それが実際にゲーム内のキャラクターの声として入ると、嬉しくなります。

 

「頑張って良かった~」と感じる瞬間です。

  

ゲームプランナーは、台本以外にも歌詞を書いて、歌手に歌って貰うこともあります。こんな感じで自分の企画が形になると嬉しくなります。

 

以上、ゲームの台本の作り方とボイス収録でした!

 

ゲームプランナーに興味のある方は、一度リクナビに登録してみて、どんな求人があるのか見てみてください。(メジャーどころで案件が多いので)

 

 

 

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