概要:「デジタル時代の到来とクリエイターの今後の働き方」という話。
プロフィール:わたなべ りょう
▼略歴
・明治大学政治経済学部卒
・株式会社カプコンに4年半勤務
・ゲームプランナー/アクションプランナー
・フリーランスとして独立
・特技は「テコンドー」「カポエイラ」
▼制作実績
・モンスターハンター ライズ
・モンスターハンター エクスプロア
・小説「LANCASTER《ランカスター》」
当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。
・最新のエンタメ業界に関するニュース
・クリエイターのライフスタイル×ワークスタイル
尚、下記ラジオでは、エンタメ業界に関する最新情報についていち早く発信中!
2020年以降の未来はリアル出社は少なくなっていく
理由としては、以下の通りです。
2020年以降のクリエイターの働き方については、リアルの出勤は少なくなってくると思う。
理由としては、以下の通り。
・テレワークの普及
・VRの発達
・オフィスの減少
とりわけVRの発達が大きい要因になると思う。AppleがVR企業Spacesを買収したこと。FacebookのVR事業等。確実に仮想化していく。
2020年以降のクリエイターの働き方については、リアルの出勤は少なくなってくると思う。
理由としては、以下の通り。
・テレワークの普及
・VRの発達
・オフィスの減少
とりわけVRの発達が大きい要因になると思う。AppleがVR企業Spacesを買収したこと。FacebookのVR事業等。確実に仮想化していく。
ちょっと詳しく解説していきます。
①テレワークの普及
2020年3月に起きたコロナショックによる経済自粛の結果、多くの企業で急速にテレワークの導入が進みました。
有名所でいえば、GMO、ヤフー、サイボウズ等の大企業では、いち早く在宅勤務を取り入れました。
ヤフーに関して言えば、今後の働き方について以下発表を行いました。
ヤフー株式会社(以下、ヤフー)は、2020年10月1日より、時間と場所に捉われない新しい働き方へと移行します。
新しい働き方では、リモートワークの回数制限およびフレックスタイム勤務のコアタイムを廃止します。
サイボウズについては、2018年4月より、自身の働き方について自由に記述するスタイルで宣言・実行できる"働き方宣言制度"を導入しています。
つまり、一部企業では、既にリアル出社をする必要がなくなってきています。
テレワークの導入は、ゲーム業界でも進んでいます。
実際、現在、俺は完全フルリモートでゲーム制作をしています。
当然、周りのゲームクリエイターもほとんどリモートワークです。
②今後MTG・社内イベントはVRで行われていくと思う
2020年8月26日。
Yahooニュースに以下記事がアップされました。
Spacesは、 DreamWorks Animationの元従業員たちによって設立された企業でした。
同社では、VRを利用したロケーションサービスを開発していたとのことです。
現在は、公式HPがクローズされ、全容は伺えません。
しかし、Appleとのシナジーを考えれば、おそらくVRを利用したコミュニケーションの開発が進みそうだと思っています。
そうなれば、もはやオフィスに行く必要もなくなっていくかなと。
アバターとしてVR空間に入り、プレゼン・講演・発表などをするイメージです。
③オフィスの減少
コロナショックの影響により、リアル店舗も減少傾向にあります。
最近でいえば、「ZARA等」を展開するアパレル世界最大手インディテックスは、全体の16%相当となる最大1200店舗を閉める計画を発表しました。
こうしたリアル店舗の縮小は、今後加速していくと思っています。
なぜなら、今回のウィルス騒動により、テレワークの導入が進んでしまったためです。
また、リスク回避を避けたい企業にとっては、テナントの賃料削減も視野に入ってくると思います。
こうした背景から、今後のクリエイターの働き方については、急速にデジタルへシフトしていくと思います。
ということで、今日はそんな話でした。
小説「LANCASTER《ランカスター》」:試し読み
小説「LANCASTER《ランカスター》」とは、筆者がシナリオ担当として描いたダークファンタジー小説のことです。
あらすじについては、以下の通りです。
その男、死ぬ度に、思い出す度に、強くなる――
ある日、現代からタイムスリップした一人の男。
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生死を賭した中世ダークファンタジー剣戟譚、開幕!!
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