概要:「次は短い動画が流行る? YouTubeが"ユーチューブ・ショート"の提供を開始」という話。
プロフィール:わたなべ りょう
▼略歴
・明治大学政治経済学部卒
・株式会社カプコンに4年半勤務
・ゲームプランナー/アクションプランナー
・代表作は「モンスターハンター」シリーズ
・フリーランスとして独立
・特技は「テコンドー」「カポエイラ」
当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。
・最新のエンタメ業界に関するニュース
・クリエイターのライフスタイル×ワークスタイル
尚、下記ラジオでは、エンタメ業界に関する最新情報についていち早く発信しています。
- 次は短い動画が流行る? YouTubeが「ユーチューブ・ショート」の提供を開始
- 徐々に注目され始めてきた短尺動画サービス
- なぜ短尺動画が注目されているのか?
- 短尺動画サービス続々と
- ダークファンタジー小説「LANCASTER《ランカスター》」
次は短い動画が流行る? YouTubeが「ユーチューブ・ショート」の提供を開始
最近、Twitterにて、以下ツイートをしました。
YouTubeも最大で15秒の尺から成る「YouTube shorts」なるサービスを提供するとのこと。
最近、短尺動画のサービスが台頭してるね。
インタスグラムでも15秒の短尺動画を作成できる新機能「リール」の提供を開始したり、全世界で8000万DLを達成したTRILLER等、短尺動画が熱い。
ちょっと詳しく解説していきます。
徐々に注目され始めてきた短尺動画サービス
米国政府は、2020年8月6日、中国企業ByteDanceに対して、45日後に米国企業との取引を禁止する大統領令を発令しました。
中国企業ByteDanceは、上記大統領を受けて、米国内事業売却について米国企業Microsoft、Twitter、oracleなど複数企業と商談を進めていました。
結果としては、ByteDanceは、2020年9月13日、oracleとのパートナーシップ締結を目指すことになりました。
各企業は、このTikTok売却騒動の裏側で、急速に短尺動画サービスの配信を始めています。
つまり、次なるTikTokを目指した競争が静かに起きているということです。
なぜ短尺動画が注目されているのか?
理由としては、TikTokの急成長ぶりにあると考えています。
TikTokは、2017年9月13日に国際版のアプリをリリースしました。
リリースから約3年経過した現在。
TikTokは、今年7月時点、世界の月間利用者が6億8900万人に達しました。
たった3年です。たった3年で、世界の月間利用者が6億8900万人です。
動画配信プラットフォームとして有名なNETFLIXでさえ、全世界での有料会員数は2020年6月末時点で1億9295万人と言われています。
(NETFLIXは無料サービスではないので、一概に比較はできないが……)
こうした背景から、各企業は短尺動画の配信事業に注力し始めているのだと考えられます。
短尺動画サービス続々と
YouTubeについては、9月14日、最大で15秒の尺から成る「YouTube shorts」なる新機能を発表しました。
まずは、インドにて実証実験するとのことです。
また、インスタグラムでは、2020年8月5日、最大15秒のショートムービーを作成することができる新機能「Reels」をローンチしました。
また、最近では、6500万人のアクティブユーザーを保有する米国発短尺動画アプリ「Triller」も話題となっています。
こうした背景から、短尺動画市場は今後いっそう盛り上がりそうだと感じています。
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