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エンタメコンテンツとサブスクリプションモデルの親和性

エンタメ業界とサブスクリプションモデルの親和性
概要:「エンタメコンテンツとサブスクリプションモデルの親和性」という話。

 

プロフィール:わたなべ りょう 

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▼略歴
・明治大学政治経済学部卒

・株式会社カプコンに4年半勤務

・ゲームプランナー/アクションプランナー

・フリーランスとして独立

・特技は「テコンドー」「カポエイラ」

 

▼制作実績

・モンスターハンター ライズ

・モンスターハンター エクスプロア

・小説「LANCASTER《ランカスター》」

 

当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。

 

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エンタメコンテンツとサブスクリプションモデルの親和性

 

最近、Twitterにて、以下ツイートをしました。

 

 

 

米企業Appleでは、自宅に居ながらインストラクターから直接指導を受けられるフィットネスのサブスクリプションサービス「Apple Fitness+」について、2020年内中に米国等にて開始する予定とのこと。

 

エンタメコンテンツは、サブスクリプションの導入が進んでいくと思う。

 

ちょっと詳しく解説していきます。 

 

 

大企業を中心にサブスクリプションモデルの導入が加速

 

大企業では、昨今、サブスクリプションモデル(継続課金型サービス)の導入が進んでいます。

 

例えば、米企業Appleでは、自宅に居ながらインストラクターから直接指導を受けられるフィットネスのサブスクリプションサービス「Apple Fitness+」について、2020年内中に米国等にて開始する予定だと発表しました。

 

Apple Fitness+は、血中酸素濃度や心拍数等について測定できるApple Watch最新作「Apple Watch Series 6」等と連動することで、ワークアウトビデオの画面の横に"心拍数""走行距離""消費カロリー"等がリアルタイムに反映されるようです。

 

Apple Fitness+の価格は月額9.99ドル、年額79.99ドルとのこと。

 

尚、日経新聞の記事によれば、

 

19年に動画やゲームなどのサブスク型サービスを始めたことにより、アップルの20年4~6月期のサービス部門の売上高は前年同期比15%増の131億5600万ドルとなった。売上高全体に占める割合は2割強に高まっている。主力のiPhoneの年間販売台数が15年9月期の約2億3千万台をピークに頭打ちとなっている中、サービス部門の成長期待は大きい。

引用元:Apple、サブスクで稼ぐ 新Watchでフィットネス :日本経済新聞

 

このような背景から、今後もサブスクリプションモデルによる収益は増加していくと予測できます。

 

最近では、アルファベットが"広告なしで動画を楽しめるYouTube Premium"というサブスクリプションサービスを開始したり、メニコンが月額制でコンタクトレンズを利用できる"メルスプラン"を開始したり等、大企業ではサブスクリプションの導入が進んでいます。

 

 

 

なぜサブスクリプションモデルの導入が進んでいるのか?

 

大きな理由としては、継続的に収入が入るため、安定した経営をしやすいのだと考えられます。

 

また、企業としては、有料会員数から当期売上について予測が立てやすくなるため、設備投資等についてもしやすくなると考えられます。

 

こうした背景から、サブスクリプションモデルの導入が進んでいるのだと思います。

 

 

エンタメコンテンツはサブスクリプションモデルに向いている

 

ゲーム業界にいる筆者としては、サブスクリプションモデルはエンタメコンテンツに向いている収益モデルだと考えています。

 

理由としては、動画・ゲーム等のエンタメコンテンツは、継続的に視聴されたり遊ばれたりする性質があるためです。

 

例えば、海外ドラマは、映画のように、いっかい観たらそれで終わりという訳ではないと思います。

 

また、ゲームの場合は、基本的にアップデート・追加DLC等が入るため、クリアしたら終わりという訳ではないです。

 

こうした性質から、エンタメコンテンツは、サブスクリプションモデルに向いていると感じています。

 

今後のエンタメコンテンツは、フロントエンドに「基本フリー」を置いて、バックエンドに「有料課金」「サブスクリプション」といった構造が主流になっていくだろうと予測しています。

 

 

尚、下記ラジオでは、エンタメ業界に関する最新情報についていち早く発信中!

 

また、筆者がシナリオ担当として描いたダークファンタジー小説「LANCASTER《ランカスター》 不死のラーフ篇」についても気になる方は、ぜひ試し読みしてみてください。