クリエイター生活!

現役ゲームクリエイターの視点から「最新のエンタメ業界情報」「クリエイターの生活×仕事」 について毎日発信中!

『あたしンち』から学ぶ新しいアニメのビジネスモデル

『あたしンち』から学ぶ新しいアニメのビジネスモデル
概要:『あたしンち』から学ぶ新しいアニメのビジネスモデルという話。

 

プロフィール:わたなべ りょう 

f:id:Toaru-GameDesigner:20201026214250p:plain

 

▼略歴
・明治大学政治経済学部卒

・株式会社カプコンに4年半勤務

・ゲームプランナー/アクションプランナー

・フリーランスとして独立

・特技は「テコンドー」「カポエイラ」

 

▼制作実績

・モンスターハンター ライズ

・モンスターハンター エクスプロア

・小説「LANCASTER《ランカスター》」

 

当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。

 

・最新のエンタメ業界に関するニュース

・クリエイターのライフスタイル×ワークスタイル

 

尚、下記ラジオでは、エンタメ業界に関する最新情報についていち早く発信中!

 

 

 

『あたしンち』から学ぶ新しいアニメのビジネスモデル

 

最近、Twitterにて、以下ツイートをしました。

 

 

【アニメ】あたしンち公式YouTubeチャンネル 大好評につき『新あたしンち』の追加配信が決定!

 

『あたしンち』YouTubeチャンネルは面白い試みだと思う。

 

ゼロエマージナルエコノミー型アニメとでも呼ぼうか。

 

今日は、『あたしンち』から学ぶ新しいアニメのビジネスモデルという話をしたいと思います。

 

 

そもそも『あたしンち』とは

 

『あたしンち』とは、けらえいこ氏による漫画のことです。

 

本作については、2度のアニメ化が行われ、長期間にわたって放映されました。

 

そのため、非常に認知度のある有名な作品となっています。

 

『あたしンち』あらすじ

 

『あたしンち』は、人間味あふれる母を中心に、無口な父、高校生のみかん、3歳下の弟ユズヒコ、の4人家族を中心に、日常生活全般を描いた、けらえいこ原作のコメディ漫画。家の中のことから外での世界(学校、友人、先生、母や父の交友関係、等々)まで、幅広くリアルに描かれている。

 

引用:prtimes.jp

 

  

YouTubeを利用したアニメ配信というビジネスモデル

 

www.youtube.com

 

わずか2ヵ月程でチャンネル登録者数20万人を突破!

 

2020年5月15日より開設された【アニメ】あたしンち公式チャンネルは、わずか2ヵ月程でチャンネル登録者数20万人を突破したとのことです。

 

あたしンち公式チャンネルの存在について知ったのは、大体7月ぐらいのことだろうか。

 

子供の頃から観ていた『あたしンち』がまさかYouTubeで無料で見ることができるとは……と驚いたものです。

 

更に驚くべきことは、あたしンち公式チャンネルの人気ぶりです。

 

  1. チャンネル開設から2カ月程度でチャンネル登録者数20万人突破
  2. 各動画は15万~20万回ほど再生されている

 

チャンネル登録者数20万人程度に対して再生回数が15万~20万回ということは、アクティブユーザー数の比率が高いということです。

 

また、アニメは、ストーリーであるため、飛ばして見るということは少ないと思われます。そのため、視聴維持率も高いと推測しています。

 

尚、各動画には、広告も埋め込まれていたため、広告収益が発生していると思います。

 

YouTubeの広告収益については、一般的に、1再生0.1~0.5円程度と言われているため、最低限1動画につき1万5000円程度になると思います。

 

動画本数については、109本となるため、最低でも毎月150万程度の収益が発生しているかと。

 

 

フリーミアム×アニメという可能性

 

今までのアニメの収益方法は、DVD、グッズ、ライセンス、興行収入程度でした。

 

しかし、今後は『あたしンち』のように、U-NEXT、dアニメストア、Amazonプライム等の有料配信プラットフォームだけではなく、YouTube等のフリープラットフォームでもフリーミアムで公開することで、更に収益性を高めることができそうだと思いました。

 

また、概要欄等を活用すれば、商品のコンバージョン率も上げられそうです。

 

 

尚、下記ラジオでは、エンタメ業界に関する最新情報についていち早く発信中!

 

また、筆者がシナリオ担当として描いたダークファンタジー小説「LANCASTER《ランカスター》 不死のラーフ篇」についても気になる方は、ぜひ試し読みしてみてください。