概要:現役ゲームプランナーの視点から「創作におけるネタ出し方法」について紹介!
ネタ出し方法①:マインドマップを描く
マインドマップとは、あるキーワードを幹として中心に据え、その幹から連想するワードを繋げていく思考方法のことです。
例えば、ホラーゲームにて、ボスを作成するとします。
もちろん、ホラーゲームであるため、ボスについても「怖さ」を求められます。
そのため、「怖い」というキーワードを幹として、そこから根を下ろすように連想するワードを派生させていきます。
蜘蛛:足が多い所が怖い、目が多いのも怖い
暗闇:何かが出て来そうな雰囲気が怖い
先の尖った物:刺さりそうで怖い
海:足が届かない所が怖い
このように、「怖い」というキーワードから、自分が怖いと思う物について思いつく限り列挙します。
ひと通りネタを出し後は、それらのワードとワードを組み合わせます。
ワードとワードを組み合わせることで、ただ頭の中で思考しているよりも遥かに多いアイディアが生まれます。
ゲームプランナーとして日々ネタを出していても、ネタが切れないのは、こうした思考法があるためです。
ネタ出し方法②:既存のジャンルに既存のジャンルを掛け合わせる
根本から何か新しい物を作らなければならない場合は、既存の物と既存の物を掛け合わせてみてください。
例えば、新作のゲームソフトを作るとします。
会社のオーダーとしては、「世の中にはまだない新しいゲームを作って欲しい」とします。
とはいえ、実際には、世の中にはまだない新しい何かを作るのは難しいです。
そのため、筆者の場合、以下のようにネタ出しをします。
- パズルゲーム×アドベンチャーゲーム
- アクションゲーム×カードゲーム
- サンドボックスゲーム×リズムゲーム
このように、既存の物と既存の物を組み合わせることで、とにかくパターンを出します。
ひと通り組み合わせた後、そこから企画を立てるようにしています。
その結果として、意外な物が生まれることがあります。
ネタ出し方法③:散歩する
それでも良いネタが出ない時は、リフレッシュとして外に出てみてください。
人間は、運動をしている時に頭が活性化すると言われています。
外に出て散歩をすると、ふと突破口が見えたりするものです。
まとめ
創作におけるネタ出し方法としては、以下の通りです。
- マインドマップを描く
- 既存のジャンルに既存のジャンルを掛け合わせる
- 散歩する
以上、最後まで見て頂き、ありがとうございました。