概要:ウェブ小説を連載している視点から「一話の文字数はどれくらいが良いか」について紹介!
プロフィール:わたなべ りょう
▼略歴
・明治大学政治経済学部卒
・株式会社カプコンに4年半勤務
・ゲームプランナー/アクションプランナー
・フリーランスとして独立
・特技は「テコンドー」「カポエイラ」
▼制作実績
・モンスターハンター ライズ
・モンスターハンター エクスプロア
・小説「LANCASTER《ランカスター》」
当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。
・最新のエンタメ業界に関するニュース
・クリエイターのライフスタイル×ワークスタイル
尚、下記ラジオでは、エンタメ業界に関する最新情報についていち早く発信中!
- 【ウェブ小説】一話の文字数は短い方が良い!?
- 【ウェブ小説】一話の文字数を短くしてスキマ時間を狙おう!
- 【ウェブ小説】一話の文字数は400~2000字程度が良い!?
- ダークファンタジー小説「LANCASTER《ランカスター》」
【ウェブ小説】一話の文字数は短い方が良い!?
ウェブ小説における一話の文字数については、個人的には、なるべく短い方が良いと思っています。
理由としては、以下の通りです。
- 気軽にサクっと読めるため
- 隙間時間に読めるため
- 忙しくても1日1話程度なら読みやすくなるため
そもそも前提として、現代においては可処分時間の奪い合いが非常に苛烈になっています。
世の中には、映画、動画、電子書籍、漫画アプリ、スマホゲームなど、様々な娯楽がごまんと溢れています。
更に言えば、コンテンツもどんどんリッチになっています。
そのため、コンテンツを消費して貰うこと自体、年々と難しくなっているかと思います。
そこで、今後、重要になってくる要素は「スキマ時間」だと思っています。
【ウェブ小説】一話の文字数を短くしてスキマ時間を狙おう!
先述した通り、一つのコンテンツに多くの時間を掛けて貰うのは難しいと思っています。
なぜなら、デジタルの発展に伴い、スマホゲーム・動画・アプリなど、様々なコンテンツが毎日日夜ふえているためです。
一方、スキマ時間については、まだ空きがあると思っています。
スキマ時間とは、以下の通りです。
- トイレに入っている間
- 歯磨きをしている間
- ドライヤーで髪を乾かしている間
こうしたスキマ時間は、ほんの少しの時間ゆえ、企業もまだ本腰を入れて商品投入をしていないと感じています。
そのため、スキマ時間にはチャンスがあると思っています。
【ウェブ小説】一話の文字数は400~2000字程度が良い!?
1分間に読める文字の数は、400~600程度と言われています。
スキマ時間に読んで貰うためには、1~5分程度で読み終えられるくらい文量が良いかと思います。
つまり、1話の文量は、400~2000字程度で良さそうだと思っています。
それくらいであれば、スキマ時間でも消費して貰えます。
実際、自著ダークファンタジー小説『LANCASTER《ランカスター》』における1話の文量についてもその程度となっています。
スキマ時間を狙いたい方は、一話の文量を短くしてみてはいかがでしょうか?
※一話の文量については、あくまで目安です。また、単なる個人的見解です。
ダークファンタジー小説「LANCASTER《ランカスター》」
その男、死ぬ度に、思い出す度に、強くなる──
ある日、現代からタイムスリップした一人の男。
目が覚めると、そこは中世暗黒時代、百年戦争の地だった。
生きて再び現代に戻る条件はただ一つ。
あらゆる願いを叶える《奇蹟の円環》を手に入れる事ーー
生死を賭した中世ダークファンタジー剣戟譚、開幕!!
▼LANCASTER《ランカスター》 第1話
▼電子書籍版