概要:小説を制作・販売している視点から「小説1冊あたりの文字数の目安」について紹介!
プロフィール:わたなべ りょう
▼略歴
・明治大学政治経済学部卒
・株式会社カプコンに4年半勤務
・ゲームプランナー/アクションプランナー
・フリーランスとして独立
・特技は「テコンドー」「カポエイラ」
▼制作実績
・モンスターハンター ライズ
・モンスターハンター エクスプロア
・小説「LANCASTER《ランカスター》」
当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。
・最新のエンタメ業界に関するニュース
・クリエイターのライフスタイル×ワークスタイル
尚、小説の作り方について更に学びたい方は、ぜひ以下書籍をみてください。
▼本書の特徴
・プロの小説家から"小説の書き方全般"について学べる
・"会話の書き方"について深く学べる
小説・ラノベ1冊あたりの文字数は大体5~10万字程度
ライトノベル1冊あたりの文字数については、大体、5~10万字程度だと思われます。
例えば、ライトノベルで有名な電撃文庫の新人賞の規約では、1冊のページ数について以下の通りとなっています。
- 長編:400字詰め原稿用紙 250~370枚
- 短編:400字詰め原稿用紙 42~100枚
長編小説の文字数の目安については、10~15万字程度となっています。
一方、短編小説の文字数の目安については、15000~40000字程度となっています。
とはいえ、実際には、原稿用紙に目一杯に文字を埋めることは少ないため、ラノベ一冊あたりの文字数はもう少し少ないと思われます。
上記点を鑑みれば、ライトノベル1冊あたりの文字数については、大体、5~10万字程度だと思われます。
実際、筆者が制作している小説『LANCASTER《ランカスター》不死のラーフ篇』についても上記文字数程度となっています。
※統計などの正確なデータはないため、あくまで推測となります
※ライトノベルによっては文字数が多いものもあると思われます
※あくまで一つの目安として見てください
初めて小説・ラノベを書く人は文字数5万字程度を目指そう
初めて小説を書く人については、一旦5万字程度を目指してみてください。
5万字程度あれば、無事に起承転結を経て、物語を終えることができると思います。
また、5万字程度あれば、書籍にした際に、本屋でよく見る文庫本くらいの厚さになるので、見栄えも良いです。
そのため、これから初めて小説を書く人については、一旦の目安として5万字程度を目指してみてください。
尚、短編の場合は、5万字も必要ないかと思います。
短編については、1万字程度あれば、書き上げられると思います。
ダークファンタジー小説「LANCASTER《ランカスター》」
その男、死ぬ度に、思い出す度に、強くなる──
ある日、現代からタイムスリップした一人の男。
目が覚めると、そこは中世暗黒時代、百年戦争の地だった。
生きて再び現代に戻る条件はただ一つ。
あらゆる願いを叶える《奇蹟の円環》を手に入れる事ーー
生死を賭した中世ダークファンタジー剣戟譚、開幕!!
▼LANCASTER《ランカスター》 第1話
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