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ラノベ・アニメにやれやれ系主人公キャラが多い理由

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ラノベ・アニメにやれやれ系主人公キャラが多い理由

概要:「ラノベ・アニメにやれやれ系主人公が多い理由」について紹介!

 

 

 

 

 

やれやれ系主人公とは

 

やれやれ系とは、問題・困難が生じた際に不本意ながらも「やれやれ」と言いながら解決のために動き出すキャラクターのことです。

 

やれやれ系のキャラクターの代表例としては、以下の通りです。

 

  1. キョン(『涼宮ハルヒの憂鬱』)
  2. 司波達也(『魔法科高校の劣等生』)
  3. 羽瀬川小鷹(『僕は友達が少ない』)
  4. 空条承太郎(『ジョジョの奇妙な冒険』)
  5. 斉木楠雄(『斉木楠雄のΨ難』)
  6. 遠山キンジ(『緋弾のアリア』)

 

 

 

理由①:物語に緩急をつけるため

 

例えば、以下の通りです。

 

 

  1. ヤンキーに絡まれている友人を見つける
  2. 関わらないように素通りしようとする主人公
  3. 友人は、主人公の姿に気づき、助けを求める
  4. 聞こえないフリをする主人公
  5. 今にも泣きそうな友人の顔を見て溜め息を吐く
  6. 「やれやれ」と言いつつ、ヤンキーをぶっ飛ばす

 

 

このように、困難・問題が生じた際、アクションを起こす前に引きの部分を作ることができます。

 

そのため、ライトノベル・アニメでは、やれやれ系が好まれて使用されているのだと思います。

 

 

 

理由②:ほかのキャラクターを出しやすくするため

 

やれやれ系は、基本的に主体的に行動することはないです。

 

つまり、基本的には、問題・困難は外部からもたらされます。

 

例えば、以下の通りです。

 

 

  1. 「ある事件の調査を行って欲しい」
  2. 「お前の力を見込んで、ある組織を潰して欲しい」
  3. 「あんた、私のボディーガードになりなさい」

 

 

このように、やれやれ系の主人公は、受け身の姿勢であるがゆえに、別のキャラクターからアクションを起こされることが多いです。

 

次から次へと新キャラを出しやすいので、やれやれ系が好まれて使用されているのだと思います。

 

 

 

理由③:読者が共感しやすいため

 

人間だれしも、アクションを起こす際に「面倒くさい」と思う気持ちがあると思います。

 

もし、主人公がノリノリで問題・障害の解決に向けて動き出してしまえば、少し噓くさい感じが出てしまうと思います。

 

ましてや、命を落とすかもしれない危険な敵が相手であれば、いっそう慎重になるはずです。

 

 

やれやれ系の主人公には、少なからず共感できる部分があると思います。

 

 

 

ラノベ・アニメにやれやれ系の主人公が多い理由

 

ラノベにやれやれ系が多い理由としては、以下の通りです。

 

  1. 物語に緩急をつけるため
  2. ほかのキャラクターを出しやすくするため
  3. 読者が共感しやすいため

 

 

 

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