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小説「LANCASTER《ランカスター》」第41話 深まる謎(14)

小説「LANCASTER《ランカスター》」

概要:小説「LANCASTER《ランカスター》」第41話 深まる謎(14)

 

 小説「LANCASTER《ランカスター》」あらすじ

 

その男、死ぬ度に、思い出す度に、強くなる──

 

ある日、現代からタイムスリップした一人の男。

目が覚めると、そこは中世暗黒時代、百年戦争の地だった。

生きて再び現代に戻る条件はただ一つ。

あらゆる願いを叶える《奇蹟の円環》を手に入れる事ーー

生死を賭した中世ダークファンタジー剣戟譚、開幕!!

 

不死のラーフ篇 第1話 運命との邂逅(1)

 

 

不死のラーフ篇 第41話 深まる謎(14)

 

 

ランカスターは、ふと、烏の首筋を見つめる。

 

「その首元の刻印は何なのだ?」

「刻印……?」

「D005……そう書かれている様だ」

「身に覚えのない数字だ……」

 

眉をひそめる烏。

当然、そんな刻印に覚えはなかった。

ランカスターは、下顎に手を置く。

 

「その刻印もまた烏の過去と関係があるのだろうか」

「ああ、おそらく」

 

その時――

天幕の中からガサゴソと音が響く。

のそのそと出てくる白髪隻眼の男。

ヒースクリフだ。

 

「やぁ、二人とも戻っていたんだね」

「……」

 

ヒースクリフを睨む烏。

ヒースクリフは、にはは、とほほ笑む。

 

「もう僕たちは敵じゃないんだ」

「……」

「そんなに警戒しなくたっていいじゃないか」

「そうだったな」

 

まなじりを緩める烏。

そうこうしていると――

 

 

次話:不死のラーフ篇 第42話 深まる謎(15)

coming soon

 

 

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