概要:『中世ヨーロッパの果物・デザート・スイーツ事情』について一挙紹介!
プロフィール:わたなべ りょう
▼略歴
・明治大学政治経済学部卒
・株式会社カプコンに4年半勤務
・ゲームプランナー/アクションプランナー
・フリーランスとして独立
・特技は「テコンドー」「カポエイラ」
▼制作実績
・モンスターハンター ライズ
・モンスターハンター エクスプロア
・小説「LANCASTER《ランカスター》」
当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。
・最新のエンタメ業界に関するニュース
・クリエイターのライフスタイル×ワークスタイル
中世ヨーロッパを舞台とした作品を書きたい方は、以下1冊があると便利だと思います。
【中世ヨーロッパ】果物(フルーツ)事情について
中世ヨーロッパでは、主に以下のような果物が食べられていました。
中世ヨーロッパの果物(フルーツ)①:葡萄
葡萄は、ギリシャ人によって、紀元前6世紀頃にフランスへ持ち込まれました。
その後、フランス南部では、ワインの生産が広がりました。
有名なワインの生産地としては、ブルゴーニュ、シャンパーニュ等です。
中世ヨーロッパの果物(フルーツ)②:メロン
メロンは、古くは古代エジプトから栽培されていました。
しかし、ヨーロッパ地方におけるメロンの栽培は、14~16世紀頃だとされています。
理由としては、メロンは温暖な気候でしか栽培できないためです。
庶民に行き渡るまでの生産量はなかったため、裕福な人ぐらいしか食べていなかっただろうと思われます。
中世ヨーロッパの果物(フルーツ)③:桃
桃については、紀元前2世紀頃より、シルクロードを通じて、中国からペルシャに伝わりました。
その後、ギリシャにも伝わりました。
6世紀頃には、フランスにも伝わりました。
当時の桃は、今のように甘くて柔らかい果肉ではなく、硬くて水っぽいようでした。
中世ヨーロッパの果物(フルーツ)④:林檎
リンゴは、コーカサス地方からヨーロッパに広がりました。
今から4000年以上前には、既に栽培が始まっていたようです。
尚、16世紀頃までのリンゴについては、今のリンゴより小さい果実でした。
中世ヨーロッパの果物(フルーツ)⑤:梨
梨は、ギリシャ・ローマ時代には既に栽培が始まっていたようです。
11世紀頃には、ヨーロッパ各国にて栽培が行われていたようです。
尚、フランスでは、特に梨の栽培が進みました。
【中世ヨーロッパ】デザート・スイーツ事情について
中世ヨーロッパのデザート・スイーツとしては、以下のような物が食べられていました。
中世ヨーロッパのデザート・スイーツ①:クレープ
中世ヨーロッパのデザート・スイーツ②:カスタード
中世ヨーロッパのデザート・スイーツ③:タルト
中世ヨーロッパのデザート・スイーツ④:ワッフル
中世ヨーロッパのデザート・スイーツ⑤:ウエハース
中世ヨーロッパのデザート・スイーツ⑥:キャンディ
中世ヨーロッパのデザート・スイーツ⑦:コンフェッティ(焼き菓子)
尚、フルーツ等がふんだんに入った豪華なデザート・スイーツについては、庶民の間では珍しいようでした。
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