概要:『中世ヨーロッパのベッド・寝室』について一挙紹介!
当時の庶民のベッドについて
14~15世紀頃のベッドは、庶民・貴族に関係なく、居間や広間に置かれていたようです。
そのため、ベッドには、埃を避けるために、天蓋が取り付けられていました。
ここまでは、庶民も貴族も同じでした。
しかし、ベッドの材質については、大きく異なったようです。
庶民のベッドの大半は、木組みのベッドの上に藁が敷かれただけの質素なものだったようです。
中には、藁の束にリネンのシーツを掛けて作られたベッドもあったようです。
掛け布団については、羊毛が使われていたようです。
当時の貴族のベッドについて
14~15世紀頃の貴族のベッドには、現代のように、羽毛・羊毛・綿などが使われていたようです。
そのため、庶民のベッドとは違って、フワフワだったと思われます。
また、ベッドカバーには、金の刺繍などの意匠が凝らされていたようです。
尚、当時の貴族・王たちは、ベッドの上にて執務にあたっていたようです。
尚、中世ヨーロッパを舞台とした作品を書きたい方は、以下1冊があると便利だと思います。