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中世ヨーロッパのベッドは庶民と貴族で違った!?

中世ヨーロッパのベッドは庶民と貴族で違った!?

概要:『中世ヨーロッパのベッド・寝室』について一挙紹介!

 

  

 

ストーリーで学べる中世ヨーロッパ:ベッド 篇

 

ストーリーで学べる中世ヨーロッパとは

あなたは、ある日、現代から中世ヨーロッパにタイムスリップしてしまう。

あなたの目的は、再び現代に帰ること。

あなたは、知識を身に付けながら過酷な中世ヨーロッパを生き抜く決心をする。

 

ベッドに入って眠ろうとするあなたは、ある事に気づく。

 

妙にチクチクするのだ。

 

あなたは、恐るおそる、ベッドのシーツをめくり上げる。

 

 

尚、「ストーリーで学べる中世ヨーロッパ」シリーズについて最初から読みたい方は、以下記事を読んでみてください。 

 

 

 

【中世ヨーロッパ】当時の庶民のベッドについて

 

14~15世紀頃のベッドは、庶民・貴族に関係なく、居間や広間に置かれていたようです。

 

そのため、ベッドには、埃を避けるために、天蓋が取り付けられていました。

 

ここまでは、庶民も貴族も同じでした。

 

しかし、ベッドの材質については、大きく異なったようです。

 

庶民のベッドの大半は、木組みのベッドの上に藁が敷かれただけの質素なものだったようです。

 

中には、藁の束にリネンのシーツを掛けて作られたベッドもあったようです。

 

掛け布団については、羊毛が使われていたようです。

 

 

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ストーリーサイド

 

あなたは、シーツをめくり上げると、藁が敷かれていることに気づく。

 

背中に感じた違和感の正体は、藁のせいだったと知る。

 

 

 

 

 

【中世ヨーロッパ】当時の貴族のベッドについて

 

14~15世紀頃の貴族のベッドには、現代のように、羽毛・羊毛・綿などが使われていたようです。

 

そのため、庶民のベッドとは違って、フワフワだったと思われます。

 

また、ベッドカバーには、金の刺繍などの意匠が凝らされていたようです。

 

尚、当時の貴族・王たちは、ベッドの上にて執務にあたっていたようです。

 

 

 

ストーリーで学べる中世ヨーロッパ:ベッド 篇 -完-

 

あなたは、最初こそ藁のベッドに違和感を抱いたものの、すぐに気にならなくなった。

 

あなたは、すぐにぐっすりと深い眠りについた。

 

次話:騎士と葡萄

 

 

尚、中世ヨーロッパを舞台とした作品を書きたい方は、以下1冊があると便利だと思います。