概要:『中世ヨーロッパの調味料・香辛料・味付け事情』について一挙紹介!
当時の調味料・香辛料について
中世ヨーロッパでは、地中海交易等によって、異国から様々な調味料が持ち込まれました。
当時のヨーロッパで使われていた調味料の例としては、以下の通りです。
- コショウ
- 塩
- 酢
- ショウガ
- シナモン
- ニンニク
- 柑橘果汁
- 生姜
- ワイン
- 砂糖
- 蜂蜜
- カルダモン
- ナツメグ
そのほか様々な調味料が船から運ばれていました。
しかし、当時の輸送速度は非常に遅くてコストが高かったため、調味料は高価なものでした。
そのため、調味料を購入できるのは、裕福な貴族層ぐらいだったそうです。
庶民はあまり調味料を買えなかった
コショウ・砂糖・蜂蜜などの調味料は、当時の庶民にとって高価なものでした。
そのため、当時の庶民は、ハーブを育てたり山菜を摘みに行ったりなどすることで、調味料を揃えていたようです。
例えば、以下の通りです。
- ハーブ
- セージ
- タイム
- ローズマリー
- パセリ
- フェンネル
- クミン
- ラベンダー
- カモミール
このように、ハーブ系は簡単に手に入れられたようでした。
塩とハーブを揉みこんだ料理も多かったみたいです。
尚、中世ヨーロッパを舞台とした作品を書きたい方は、以下1冊があると便利だと思います。