概要:『中世ヨーロッパの地下牢』について一挙紹介!
- 【中世ヨーロッパ】城には牢屋・地下牢が隠されていた
- 【中世ヨーロッパ】地下牢・牢屋は何に使われていた?
- 【中世ヨーロッパ】現存する牢屋・地下牢の例
- 創作に役立つ中世ヨーロッパ知識
- ダークファンタジー小説「LANCASTER《ランカスター》」
【中世ヨーロッパ】城には牢屋・地下牢が隠されていた
中世ヨーロッパの城には、しばしば、地下牢が設けられていました。
地下牢は、文字どおり、地下に掘られた部屋のため、うす暗くジメジメしていました。
当然、換気も悪いため、カビ臭かったようです。
また、窓もほとんどないか、あったとしても、脱走できないように、小さな穴に鉄格子をハメられていました。
そのため、非常に殺風景でした。
尚、一部の教会には、地下牢・牢屋を設けている場所もありました。
【中世ヨーロッパ】地下牢・牢屋は何に使われていた?
地下牢・牢屋は、基本的に人を捕えるために使用されていました。
一般的に地下牢・牢屋に収容されたのは、強盗・強盗騎士・野盗・犯罪者などの悪事を働いた者たちだったそうです。
また時には、政敵・貴族なども収容されました。
戦争などによって捕縛した貴族については、多大な金銭と引き換えに解放することもありました。
【中世ヨーロッパ】現存する牢屋・地下牢の例
実在する牢屋・地下牢の例としては、アイルランドのブラーニー城、イタリアのエステンセ城、イングランドのノッティンガム城などがあります。
そのほかにも調べれば、牢屋・地下牢を持つ城は多くあります。
尚、中世ヨーロッパを舞台とした作品を書きたい方は、以下1冊があると便利だと思います。
創作に役立つ中世ヨーロッパ知識
ダークファンタジー小説「LANCASTER《ランカスター》」
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