クリエイター生活!

現役ゲームクリエイターの視点から「最新のエンタメ業界情報」「クリエイターの生活×仕事」 について毎日発信中!

小説「LANCASTER《ランカスター》」第81話 不死のラーフ(6)

小説「LANCASTER《ランカスター》」

概要:小説「LANCASTER《ランカスター》」第81話 不死のラーフ(6)

 

 小説「LANCASTER《ランカスター》」あらすじ

 

その男、死ぬ度に、思い出す度に、強くなる──

 

ある日、現代からタイムスリップした一人の男。

目が覚めると、そこは中世暗黒時代、百年戦争の地だった。

生きて再び現代に戻る条件はただ一つ。

あらゆる願いを叶える《奇蹟の円環》を手に入れる事ーー

生死を賭した中世ダークファンタジー剣戟譚、開幕!!

 

不死のラーフ篇 第1話 運命との邂逅(1)

 

 

不死のラーフ篇 第81話 不死のラーフ(6)

 

 

ランカスターは、馬の手綱を握る。

 

「では、私達は先を急ぐ」

「ま、待ってくれ」

「今度は何だ」

「それなら、道案内をするべ」

「貴方が?」

「盗賊の砦なら分かるべ」

「……」

「オラに任せて欲しい」

「うむ。分かった」

 

静かに頷くランカスター。

ホークアイは、たちまちにランカスターの下へ駆け寄る。

 

「いいのですか、ランカスター隊長」

「良い」

「しかし、何か臭います」

「良いのだ」

「……分かりました」

「では、案内を頼む」

 

男は、頭を垂れ、先導して歩く。

ランカスター達は、男の後を付いて行く。

草木を掻き分け、右へ、左へ、荒野の中を進んで行く。

深く深く進めば、進むほど、道は険しくなる。

 

 

次話:不死のラーフ篇 第81話 不死のラーフ(7)

 

 

▼電子書籍版