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小説「LANCASTER《ランカスター》」第100話 不死のラーフ(25)

小説「LANCASTER《ランカスター》」

概要:小説「LANCASTER《ランカスター》」第100話 不死のラーフ(25)

 

 小説「LANCASTER《ランカスター》」あらすじ

 

その男、死ぬ度に、思い出す度に、強くなる──

 

ある日、現代からタイムスリップした一人の男。

目が覚めると、そこは中世暗黒時代、百年戦争の地だった。

生きて再び現代に戻る条件はただ一つ。

あらゆる願いを叶える《奇蹟の円環》を手に入れる事ーー

生死を賭した中世ダークファンタジー剣戟譚、開幕!!

 

不死のラーフ篇 第1話 運命との邂逅(1)

 

 

不死のラーフ篇 第100話 不死のラーフ(25)

 

 

烏は、思わず息を飲む。

 

「あれが……」

「ウィンザー城だよ」

 

肩を並べて走るヒースクリフ。

烏は、初めて見る巨大な城を前に唖然とする。

 

「思っていた以上の大きさだ」

「五万平方ヤードもあるからね」

「眩暈のする大きさだ」

 

頭を抱える烏。

一行は、まもなく門を潜り、入城する。

ランカスターは、馬から降り、烏に手を差し伸べる。

 

「改めて歓迎しよう」

「……」

「ようこそ、ウィンザー城へ」

「ここが俺の住む世界なのか……」

 

周囲を見渡す烏。

城下には、大小様々な家屋が並ぶ。

通りでは、馬車に荷物を積んだ行商人が忙しなく行き交う。

軒下では、パン職人、細工師、皮革職人たちの威勢のいい声が響く。

賑やかな一大商業都市が広がっていた。

 

 

次話:不死のラーフ篇 第101話 不死のラーフ(26)

 

 

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