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涼宮ハルヒの憂鬱│キョン 冒頭セリフ 全文書き出し

涼宮ハルヒの憂鬱│キョン 冒頭セリフ 全文書き出し

概要:『涼宮ハルヒの憂鬱』の冒頭のセリフ全文について一挙紹介!

 

 

プロフィール:わたなべ りょう 

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▼略歴
・明治大学政治経済学部卒

・株式会社カプコンに4年半勤務

・ゲームプランナー/アクションプランナー

・フリーランスとして独立

・特技は「テコンドー」「カポエイラ」

 

▼制作実績

・モンスターハンター ライズ

・モンスターハンター エクスプロア

・小説「LANCASTER《ランカスター》」

 

当ブログは、現役ゲームクリエイターの視点から、 以下情報について発信するブログとなります。

 

・最新のエンタメ業界に関するニュース

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【アニメ版】涼宮ハルヒの憂鬱│キョン 冒頭セリフ 全文書き出し

 

サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいい話だが、それでも、俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかと言うと、これは確信を持って言えるが、最初から信じてなどいなかった。

 

幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタは偽サンタだと理解していたし、オフクロがサンタにキスしているところを目撃したわけでもないのに、クリスマスにしか仕事をしないジジイの存在を疑っていた賢しい俺なのだが……

 

はてさて、宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や悪の組織やそれらと戦うアニメ的特撮的マンガ的ヒーローたちがこの世に存在しないのだということに気付いたのは、相当後になってからだった。

 

……いや、本当は気づいていたのだろう。ただ、気づきたくなかっただけなのだ。俺は、心の底から、宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や悪の組織が目の前にフラりと出てきてくれることを望んていたのだ。しかし、現実ってのは、意外に厳しい。

 

世界の物理法則がよくできていていることに感心しつつ、いつしか、俺はテレビのUFO番組や心霊特集をそう熱心に見なくなっていた。

 

宇宙人……未来人……超能力者……そんなのいる訳ねぇっ。でも、ちょっといて欲しいみたいなー最大公約数的なことを考えるくらいにまでは俺も成長したのさ。

 

中学を卒業する頃には、俺はもうそんなガキな夢を見ることからも卒業して、この世の普通さにも慣れていた。

 

俺は大した考えもなく、普通の高校生になり、ソイツと出会った……

 

 

涼宮ハルヒの憂鬱│キョンの冒頭セリフは性格をよく表している

 

『涼宮ハルヒの憂鬱』は、いま見たように、冒頭開始から、主人公による長いモノローグが続きます。

 

アニメ版でいえば、冒頭から約1分30秒間、いま見たキョンの独白が続きます。

 

一見すれば、無駄な尺に見えるけれど、主人公のややこしい性格をよく表していると思います。

 

取り繕って大人びた態度を取っているけれど、実はその内、子供のように非日常に憧れている自分がいる。

 

そんな性格が読み取れます。

 

しかし、一般的な作品では、こうした書き出しは難しそうだと思います。

 

なぜなら、冒頭は「見る」「見ない」の判断をされる最初のターニング・ポイントになるからです。

 

大抵の作品では、やっぱり、大きな事件から始まると思います。

 

だからこそ、冒頭に長いモノローグを持ってくるのは、なかなかの勇気だなーと思った次第です。

 

 

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小説「LANCASTER《ランカスター》 不死のラーフ篇」概要紹介

 

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