概要:神話・伝承等に登場する不思議な力を有するレアな鉱石について一挙紹介!
魔法の鉱石:ミスリル
ミスリルとは、J・R・R・トールキンの作品にしばしば登場する不思議な金属のことです。
ミスリルは、作中において、銀のような輝きと鋼のような硬さを有した鉱石として描かれています。
ミスリルの別名・異称について
ミスリルは「まことの銀」「モリア銀」とも呼ばれています。
なぜなら、ミスリルは、銀のような輝きを持ちながら決して黒ずむことがなかったためです。
また、ミスリルは、モリアと呼ばれる産地でしか採取できなかったためです。
ミスリルが登場する作品
ミスリルが登場する作品としては、『ファイナルファンタジー』『ドラゴンクエスト』『グランブルーファンタジー』『テイルズシリーズ』等々となります。
尚、宝石に関する異名について気になる方は、以下記事を見てみてください。
伝説の金属:オリハルコン
オリハルコンとは、古代ギリシアの文献に記されていた伝説の金属のことです。
文献によれば、オリハルコンは、伝説の島アトランティスに存在したとされています。
オリハルコンの特徴としては、以下の通りとなります。
- 金の次に価値あるものとされていた
- 稀少性が高く、美しいものとされていた
オリハルコンは別に硬い訳ではなかった?
オリハルコンといえば、しばしば、ファンタジー作品にて武器の材料として使われるイメージがあります。
しかし、プラトンの著書『クリティアス』によれば、武器に使われるというよりは、装飾品等に使用されていたみたいでした。
幻の金属:ヒヒイロカネ
ヒヒイロカネとは、古代の日本に存在していたとされる詳細不明の金属のことです。
情報については、ほとんどありません。
一般的に知られている特徴としては、以下の通りです。
- 太陽のように輝く赤い金属だった
- 触ると冷たい
ヒヒイロカネの別名・異称について
ヒヒイロカネは「火廣金(ヒヒロカネ)」「青生生魂(アポイタカラ)」とも呼ばれました。
尚、武器について興味がある方は、以下記事も見てみてください。
最強の硬度をもつ鉱石:アダマンタイト
アダマンタイトとは、神話・伝承に登場する”非常に硬度が高いとされている鉱石のこと”です。
アダマンタイトの特徴としては、以下の通りです。
- ダイヤモンドのように硬い
- 磁石のように鉄を引き付ける
こうした特徴から、ダイヤモンドもしくは磁石だったのではないか、とも言われています。
アダマンタイトの別名・異称について
アダマンタイトの別名としては「アダマンティン」「アダマント」「アダマス」「アダマンチウム」等があります。
謎の金属:ダマスカス鋼
ダマスカス鋼とは、古代インドにかつて実在していたとされる"不思議な金属のこと"です。
ダマスカス鋼の特徴は、以下の通りです。
- 木目調の模様を持つ
- 決して錆びない
- 刃こぼれもしない
- 曲げても折れない
- 非常に硬い
- 現代の科学でも再現できない
ロマンありふれる鉱石ですね。
尚、「七つ屋 志のぶの宝石匣」という漫画は、宝石を題材にした珍しい作品になっていて、面白いので見てみてください。
舞台は東京下町の質屋、そこは色んな人が集まる、人間味あふれる場所──。 ある日、志のぶの元にブルーダイアが持ち込まれた。一方、顕が金持ちマダムから大きなダイアの鑑定を託される。この二つのダイアには、裏があって…。 「宝石×質屋」=新・二ノ宮劇場の開幕です──!!
※Kiss公式サイトより引用
まとめ
- ミスリル
- ヒヒイロカネ
- アダマンタイト
- オリハルコン
- ダマスカス鋼
尚、神話に登場する防具について興味がある方は、以下記事を見てみてください。
また、神話に登場するアイテムについて興味がある方は、以下書籍が参考になるかと思います。
▼本書の特徴
・神話/童話などに登場するアイテムについて知ることができる
・各種アイテムについて図解で分かりやすく説明している
・絵からインスピレーションを貰える