概要:神話・伝承・伝説に登場する不思議な植物について一挙紹介!
- 伝説の巨木:ガオケレナ
- 伝説の巨木:ユグドラシル
- 伝説の世界樹:セイバの木
- 伝説の神酒:ハオマ
- 中国の伝説の巨木:建木(けんぼく)
- 不気味な木:ロートスの木
- 神話・民間伝承・伝説に登場する幻の草木花一覧
- ゲーム・漫画・アニメの背景制作に役立つ資料集
伝説の巨木:ガオケレナ
ガオケレナとは、ペルシャ神話またはゾロアスター教に登場する"伝説の白い巨木のこと"です。
ガオケレナは、食べることで、次の効果が得られるとされています。
- 死者が蘇る
- 不老不死になる
- 傷を癒す
しかし、ガオケレナには、簡単に近づくことはできません。
なぜなら、ガオケレナの木には、シームルグと呼ばれる巨大な鳥の巣があるためです。
シームルグは、像さえも簡単に飲み込むことができるとされています。
ガオケレナの異名・異称について
ガオケレナの異名は、以下の通りです。
- 生命の植物
- 癒しの木の王
- すべての種の実る木
伝説の巨木:ユグドラシル
ユグドラシルとは、北欧神話に登場する伝説の巨木のことです。
ユグドラシルは、一つの世界を内包しているとされています。
木の下には、3種類の種族が棲んでいます。
最上階 :アース神族
壁の内側:人間
壁の外側:巨人
この世界の中央には、神族しか住めない"超高層な城"が建っています。
人間は、その城の下、壁に覆われた城下町みたいな場所に住んでいます。
巨人は、城の外に住んでいます。
言ってみれば、「進撃の巨人」の世界観と同じです。
尚、北欧神話のあらすじについて簡単に勉強したい方は、以下記事を読んでみてください。
ユグドラシルの異名・異称について
ユグドラシルは「宇宙樹」と呼ばれています。
伝説の世界樹:セイバの木
セイバの木とは、古代マヤにて世界樹として信仰されていた巨木のことです。
セイバの木の枝は、神々の天上に繋がるとされていました。
また、幹は現実世界に繋がるとされていました。
そして、根は地下世界に繋がるとされていました。
セイバの木の異名・異称について
セイバの木は「命の木」と呼ばれていました。
伝説の神酒:ハオマ
ハオマとは、ゾロアスター教の話に出てくる神酒のことです。
ハオマは、ハオマ草と呼ばれる謎の草から絞って作られていたそうです。
現代で言えば、一種の麻酔薬のような感じだったのではないか、という話もあります。
ハオマは、飲むと、以下の効果を得られました。
- 生命力がみなぎる
- 子孫繁栄
ハオマの別名・異称について
ハオマは「ホーム」「フーム」とも呼ばれました。
尚、神話に登場する不思議な石について興味がある方は、以下記事も見てみてください。
中国の伝説の巨木:建木(けんぼく)
建木とは、『山海経』『淮南子』などに登場する中国の伝説の巨木のことです。
建木は天と地を結ぶ神聖な樹木とされていました。
その他には、扶桑、若木と呼ばれる巨木も世界樹とされていました。
不気味な木:ロートスの木
ロートスの木とは、ギリシア神話に登場する不気味な木のことです。
ロートスの木には、食べると眠ってしまう木の実が付いていました。
神話・民間伝承・伝説に登場する幻の草木花一覧
- ガオケレナ
- ユグドラシル
- セイバの木
- ハオマの草
- 建木(けんぼく)、扶桑、若木
- ロートスの木
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