概要:思わずジャケ買いしたくなる小説・漫画表紙について一挙紹介!
阿部 暁子『どこよりも遠い場所にいる君へ』
ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。采岐島には「神隠しの入り江」と呼ばれる場所があり、夏の初め、和希は神隠しの入り江で少女が倒れているのを発見する。病院で意識をとり戻した少女の名は七緒、16歳。そして、身元不明。入り江で七緒がつぶやいた「1974年」という言葉は? 感動のボーイ・ミーツ・ガール!
晴れた空、青い海、制服を着た二人の男女……青春が感じられる表紙になっていて好きです。
森見 登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!
赤いリンゴに白い肌の女子っていうコントラストがオシャレで好きです。
綾辻行人『十角館の殺人』
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
よく見ると月が髑髏に見える所が妖しげな様子が出ていて好きです。
東野 圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。
ノスタルジックな雰囲気が出ているところが好きです。
森沢 明夫『夏美のホタル』
写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休みの間、彼らと共に過ごすことに……。心の故郷の物語。
鄙びた田舎の雰囲気が表れていて郷愁を感じる所が好きです。
小川麻衣子『ひとりぼっちの地球侵略』
人口70万に満たない、そこそこ栄えた地方のそこそこな中心都市・松横市。この春、高校に入学する広瀬岬一は、入退院を繰り返す双子の兄・凪とは正反対の健康優良児。入学式当日、岬一の前に現れた”ひどい変わり者”の2年生・大鳥希。「命をもらいに来た」と岬一に迫るが、岬一の身体は負った傷をたちどころに治してしまう。驚く彼に、彼女は態度を一転させて告げる。「一緒にこの地球を侵略しましょう」と――
淡い幻想的で不思議な様子が出ていて気になる表紙になっていて好きです。
大場つぐみ、 小畑健 『バクマン』
一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、険しい“マンガ道”を歩む決意をした二人。高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、新たなマンガ伝説を創る! 新時代成功物語開始!!
漫画家の仕事場の雰囲気が出ていてイイです。
荒川弘『鋼の錬金術師』
兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。
いかにもザ・ファンタジーという雰囲気が出ていてカッコイイです。
ヤマザキコレ『魔法使いの嫁』
少女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使い――……。羽鳥チセ15歳。身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ彼女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使いだった……。新進気鋭の作家が描く、英国を舞台にした異類婚姻幻想譚が堂々、開演!
コチラも西洋ファンタジー感が出ていてカッコイイと思います。
白井カイウ、出水ぽすか 『約束のネバーランド』
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?
青空を背景に円形になっている所が狭い箱庭のような世界を表しているかのようで少し不気味さが感じられて惹きつけられます。
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