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【実体験】ゲームクリエイターの時給はどれくらいか

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【実体験】ゲームクリエイターの時給はどれくらいか

概要:現役ゲームプランナーの視点から「ゲームクリエイターの時給」について紹介! 

 

 

 

プロフィール:わたなべ りょう 

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▼略歴
・明治大学政治経済学部卒

・株式会社カプコンに4年半勤務

・ゲームプランナー/アクションプランナー

・フリーランスとして独立

・特技は「テコンドー」「カポエイラ」

 

▼制作実績

・モンスターハンター ライズ

・モンスターハンター エクスプロア

・小説「LANCASTER《ランカスター》」

 

 

 

ゲームクリエイターの時給はどれくらいか

 

結論から言えば、以下3種類のレンジに分けられると思います。

 

 

 

・時給1500~2000円

 

・時給2001~3999円

 

・時給4000円~

 

 

 

現役ゲームプランナーの実体験から言えば、大体こんな感じだと思います。

 

もちろん、正社員の場合、時給制で働くことはほぼないです。

 

ただ、年収÷労働時間にすれば、ここら辺の時給に落ち着くかと思います。

 

 

じゃあ、「この時給の違いって何なのか」について具体的に解説していきますね。

 

尚、ゲームクリエイターの働き方に興味がある方は、以下の記事も読んでみてください。

 

 

 

新卒未経験のゲームクリエイターの時給は1500円~2000円程度

 

年収で言えば、300~400万といった感じです。

 

大手ゲーム会社の正社員であっても、新卒未経験の場合は最初から高額の報酬が支払われることはほぼないです。

 

実際、新卒にてカプコンに入社した際、大体こんな感じでしたね。

 

 

各ゲーム会社の新卒未経験の月給

 

各ゲーム会社の新卒採用の待遇条件によれば、新卒未経験の月収は以下の通りでした。

 

 

 

カプコン 月給230,000円

 

セガゲームス 月給218,810円

 

任天堂 月給233,000円

 

 

 

一日の労働時間8時間、出勤数20回として考えると、新卒未経験の時給はおおむね1400円程度といった感じですね。

 

実体験から言っても、そんな感じかと。

 

さすがに新卒未経験からいきなり高額の収入っていうのは聞いたことないですね。

 

 

関連記事:【実話】ゲーム業界は年収が低いのか【結論:大手は高給】

 

 

 

 

新卒3年目のゲームクリエイターの時給は2000円~

 

新卒3年目って言うと、ようやく1本、ゲーム開発を終えた頃合ぐらいでしょうか。

 

家庭用ゲームの開発の場合であれば、1本開発するのに2~3年くらいは掛かります。

 

スマホゲームの開発も最近はリッチになっているので、1本開発するのに1~2年くらいは掛かります。

 

関連記事:【実体験】ゲーム1本の開発期間は?→1年半~3年かかるよ

 

 

現場に入ってから時給の上がり方が決まる

 

 

ゲーム業界の場合、年功序列というより、"現場でどれくらい活躍したか"によって収入が変わってくることが多いです。

 

「どのプロジェクトに配属されたか」「どういうポジションか」にもよるけれど、時給で言えば、新卒3年目あたりでようやく時給2000円は超えてくるかなという感じです。

 

年収で言えば、400~500万円くらいは目指せるという印象です。

 

 

 

自分の体験と知人の話から言っても、大体こんな感じだと思いますよ。

 

ゲームクリエイターの収入が上がってくるのは、ゲーム1本開発し終えた頃くらいからだと思います。

 

現場で評価されて初めて収入に反映されるので。

 

尚、ゲーム会社の選び方について興味がある方は、以下の記事も読んでみてください。

 

 

 

 

専門分野ができるとゲームクリエイターの時給は上がる

 

ゲームも2本3本と開発してくると、"自分の強み"というか"専門分野"みたいなものが出てくると思います。

 

「コレだったらあの人に任せよう」と言ってもらえる領域です。

 

そういった専門分野ができると、収入もけっこう上がる印象です。

 

自分の場合で言えば、アクションゲームのプレイヤー制作を任されることが多いです。

 

 

あとは会社次第

 

 

専門分野があって評価されているのであれば、収入にも反映されているので、そこそこ上がっているかとは思います。

 

でも、どれくらいの収入になるかは、ぶっちゃけ、会社次第ですね。

 

都内であれば、年収600万円~は目指せる印象です。

 

 

 

もし制作実績がそこそこあって、専門分野もあるのに収入が思ったより低い場合、別のゲーム会社も見てみた方がいいかなと思います。

 

ぶっちゃけ、転職をキッカケにドカっと上がることが多いので。

 

ゲームプランナー/デザイナー/プログラマー/サウンドの方であれば、【マイナビクリエイター】 を使ってみるとイイですよ。

 

ゲーム業界の転職案件に特化しているので、かなり仕事を見つけやすいです。

 

 

転職エージェントの方に相談すれば、条件に合った内容を探して提案してくれるので、一度相談してみるといいと思います。

 

面談のスケジュール調整/年収交渉などもしてくれるので、仕事しながらでも転職活動ができるので便利ですよ。

 

 

 

 

まとめ:ゲームクリエイターの時給は大体1500円~

 

最後にもう一度まとめておきますね。

 

ゲームクリエイターの時給は、下記3種類のレンジに分けられると思います。

 

 

 

・時給1500~2000円

 

・時給2001~3999円

 

・時給4000円~

 

 

 

ぶっちゃけ、新卒未経験の頃は収入はあまり高くないです。

 

ただ、ゲーム開発を重ねっていて専門分野を持てるようになれば、収入もけっこう上がってくる感じです。

 

一応、この時給幅については実際にひと通り体験してきているので、確度はそこそこあるかなと考えています。

 

 

これからゲームクリエイターを目指す方、あるいは、現在ゲームクリエイターをしている方にとって、一つの参考になれば幸いです。

 

 

関連記事:【実体験】ゲーム業界のキャリアプランの立て方【具体例あり】


 

 

 

ゲームクリエイターとして時給・収入が低いと思う場合

 

一度、【マイナビクリエイター】を使って、転職エージェントの方に相談してみると良いですよ。

 

"今の自分の能力がどれくらいなのか"が客観的に分かるので。

 

転職エージェントの方に相談すると、「〇〇〇万円~〇〇〇万円ぐらいまではいけると思います」といった形で提案をもらえるので、参考になりますよ。

 

 

 

将来的にゲームクリエイターをめざしている方へ

 

ゲームクリエイターとしての制作スキルを身に付けたい方は、専門学校で勉強しておくと良いですよ。

ゲームプランナー/デザイナー/プログラマーなど業務に必要となる知識について実践的に学べるので。

 

アミューズメントメディア総合学院 は、ゲーム業界でも卒業生の方が多いので、進路先の候補として良いかなと思います。

 

 

興味がある方は、説明会の予約または資料請求をして、学費/学科/カリキュラムについて調べておくとイイと思います。