概要：現役ゲームプランナーの立場から「ゲーム業界の引き抜きパターン」について紹介！
プロフィール：わたなべ りょう
▼略歴
・明治大学政治経済学部卒
・株式会社カプコンに4年半勤務
・ゲームプランナー/アクションプランナー
・フリーランスとして独立
・特技は「テコンドー」「カポエイラ」
▼制作実績
・モンスターハンター ライズ
・モンスターハンター エクスプロア
・小説「LANCASTER《ランカスター》」
ゲーム業界の引き抜きは3パターン
実体験から言えば、ゲーム業界の引き抜きパターンは以下の通りです。
① 知り合いの紹介から別のゲーム会社に引き抜かれる
② エージェントの紹介から別のゲーム会社に引き抜かれる
③ プロゲーマーからゲーム会社に引き抜かれる
大体こんな感じです。
一個ずつ具体的に解説しますね。
知り合いの紹介から別のゲーム会社に引き抜かれる
これは、けっこうありますね。
ゲーム業界は狭い業界なので、横の繋がりがあります。
別のゲーム会社であっても、チラホラと知り合いがいる感じです。
昔の会社の同僚・後輩・先輩とかですね。
どんな感じで声が掛かるのか？
具体的には、以下の通りです。
- 飲み会の時に「ちょっと今うちのプロジェクトで人集めててさ、うち来ない？」
大体、飲み会の席とかで声を掛けてもらうパターンが多いです。
もちろん、LINEにてメッセージをもらうこともあります。
エージェントの紹介から別のゲーム会社に引き抜かれる
これもあるあるですね。
どういうことかって言うと、正社員としてゲーム会社に勤務しつつ、転職エージェントの方に相談して、転職案件を探してもらうという方法です。
基本的には、転職サイトに登録して、担当の転職エージェントの方に条件を伝えていれば、条件に合った転職案件を紹介してもらえます。
いい転職案件があれば、そのまま転職してしまう人も多い
ただ、転職サイトに登録したからと言って、必ずしも転職する必要はないです。
なので、登録だけはしておいて、もし条件に見合ったイイ転職案件があれば、転職するというのはゲーム業界だとけっこうありますね。
ゲーム業界の転職エージェントであれば、【マイナビクリエイター】 
を使うとイイですよ。
ゲーム業界の転職案件に特化しているので、エージェントの方にも相談しやすいし、なにより転職案件が多いので。
担当エージェントの方が付いてくれて、丁寧にフォローしてくれるので、便利ですよ。
プロゲーマーからゲーム会社に引き抜かれる
これは、レアケースですね。
でも、プロゲーマーの中から開発者として引き抜かれるというのはない話ではないです。
格ゲー、FPS、TPSといった操作難度が高いアクションゲームを調整する場合、格ゲー、FPS、TPSに精通する開発者が必要になります。
そのため、会社によっては、プロゲーマーの中から開発者として引き抜くというのも実際にあります。
ただ、そんなに多い話ではない
開発スキルとプレイングスキルは、別物です。
ゲームが上手いからといって、ゲーム開発が上手いという訳ではないです。
基本的には、アクションゲームの調整をする際は、自分のように、バトルプランナーと呼ばれるアクションゲーム系のプランナーが呼ばれることが多いです。
ゲーム業界における引き抜きは3パターン
最後にもう一度まとめておきますね。
実体験から言って、ゲーム業界における引き抜きのパターンは、以下の通りです。
① 知り合いの紹介から別のゲーム会社に引き抜かれる
② エージェントの紹介から別のゲーム会社に引き抜かれる
③ プロゲーマーの中からゲーム会社に引き抜かれる
大体こんな感じですね。
別のゲーム会社から引き抜きにあった場合どうするか
もし、いまゲーム会社に勤務していて、別のゲーム会社から声を掛けてもらった場合、どうするのがいいのか。
個人的には、とりあえず話だけ聞いておくでイイと思います。
もし、条件が良ければ、そっちの会社に行くのもアリだと思います。
でも、転職未経験だと、「別のゲーム会社でやっていけるかな……」って不安に思っちゃいますよね。
そんなに心配する必要はない
今までゲーム会社で働いてこれたのであれば、別のゲーム会社でも普通にやっていけますよ。
実際、自分もそうだったので。
イイ転職案件があれば、転職を検討してみようかなっていう方は、一度【マイナビクリエイター】 でエージェントの方に条件を伝えておくといいですよ。
今回は、こんな感じで終わりたいと思います。
ではではー。
