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【絵が描けない人向け】ゲーム企画書表紙の作り方【就活】

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【絵が描けない人向け】ゲーム企画書表紙の作り方【就活】

概要:現役ゲームプランナーの立場から「絵が描けない人のための企画書表紙の作り方」について紹介! 

 

 

 

プロフィール:わたなべ りょう 

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▼略歴
・明治大学政治経済学部卒

・株式会社カプコンに4年半勤務

・ゲームプランナー/アクションプランナー

・フリーランスとして独立

・特技は「テコンドー」「カポエイラ」

 

▼制作実績

・モンスターハンター ライズ

・モンスターハンター エクスプロア

・小説「LANCASTER《ランカスター》」

 

 

 

そもそもゲームの企画書に表紙はいるのか?

 

結論から言うと、個人的にはあった方が良いと思います。

 

理由としては、以下の通りです。

 

 

 

説明に入る前に興味を持ってもらうため

 

一枚絵からゲームの方向性について想像してもらいやすくするため

 

記憶に残しやすくするため

 

 

 

ゲームの企画書に表紙を用意するメリットとしては、こんな感じかなと思います。

 

もっと単純に言えば、表紙があるとワクワクしますね。

 

暗い陰鬱とした中世風の表紙であれば、「難易度が高い死にゲーなのかな……?」といった具合に想像が膨らむかと思います。

 

 

実際、開発現場でも、新規ゲームの企画書にはほぼ表紙は用意されています。

 

そのため、特別な理由がない限り、表紙は用意しておいた方が無難だと思います。

 

 

尚、企画書を書くうえで「ターゲット設定」は重要になるので、ぜひコチラの記事も併せて見てください。

 

 

 

絵が描けない人はどうやってゲームの企画書表紙を描けばいいのか

 

方法としては、3種類あると思います。

 

具体的には、以下の通りです。

 

 

 

画像検索からイメージに近い画像を利用する

 

デザインテンプレートを利用する

 

イラスト制作サービスを利用する

 

 

 

一個ずつ具体的に解説していきます。

 

 

 

 

画像検索からゲームの企画書表紙に合う画像を見つける

 

ゲームの企画書表紙に使用する画像については、以下の点に注意してください。

 

 

 

著作権フリー画像を利用する

 

ゲームの方向性に合った適切な画像を利用する

 

 

 

著作権フリー画像を利用する

 

コンペなど外部に公開される可能性がある企画書の表紙については、フリー画像を利用するようにしておいた方がいいです。

 

なぜなら、場合によっては問題が起きる可能性があるためです。

 

就職試験用に提出する企画書については、基本的に外部に公開されることはないため、そこまで気にする必要はないかと思います。

 

 

ただ、あまりに有名作品の画像を利用すると、イメージがそっちに持っていかれるので、使用するのは避けた方が良いかと。

 

 

ゲームの方向性に合った適切な画像を利用する

 

例えば、中世ヨーロッパを舞台にした難易度が高い死にアクションゲームを作る場合、「化物と対峙する騎士の画像」を利用するといった感じです。

 

表紙からゲームの方向性を想像できた方が理解も捗りやすくなるかと思います。

 

 

 

 

デザインテンプレートを使用してゲームの企画書表紙を作る

 

デザインテンプレートっていうのは、ワード、エクセル、パワーポイントなど、各種ツールにデフォルトで用意されたデザインフォーマットのことです。

 

例えば、以下の通りです。

 

 

パワーポイントのデザインテンプレート例

 

 

ただ、見てもらって分かる通り、パワーポイントにデフォルトで用意されているデザインテンプレートは正直ビミョーです。

 

また、使用できるフォントの数も少ないので、ぶっちゃけ、企画書の表紙制作には向いていないかなと思います。

 

 

オシャレな企画書表紙を作るならCanvaPro

 

オシャレでカッコイイ企画書の表紙を作るなら、Canva Pro を使うと良いですよ。

 

月額1000円程度にて、著作権フリーのデザインテンプレートが豊富に利用できるので、企画書の表紙制作にかなり役に立ちます。

 

また、フォントも豊富にあるので、オシャレでカッコイイタイトルも作成可能です。

 

 

別に「Photoshop」「illustrator」など難しい専門知識がなくても、簡単に使えるので、特に心配する必要はないかなと思います。

 

企画書を作り終わった後は解約してしまえば、安く済みますよ。

 

 

 

イラスト制作サービスを使ってゲームの企画書表紙を作ってもらう

 

ぶっちゃけ、絵が描けないのであれば、イラストレーターの方に表紙を書いてもらうのが一番イイと思います。

 

少々、値段は掛かってしまうけれど、イラストレーターの方に頼めば、イメージに近い一枚絵を用意することができるので。

 

 

とはいえ、どこでイラスト制作の依頼をすればいいのか?

 

ココナラ 」を利用すると良いですよ。

 

イラストレーターの方がたくさんいるので、自分好みの絵柄も簡単に見つかると思います。

 

予算については、大体5000~20000円程度であれば、一枚絵を制作して貰えると思います。

 

実際、自著の表紙はココナラを利用して作成して貰いました。

 

※自著「LANCASTER《ランカスター》」の表紙より

 

 

クオリティが高いので、満足しています。

 

上場企業が運営しているため、セキュリティ/規約/運営についても安心して利用できました。

 

ココナラを利用してみる

 

 

 

 

絵が描けない人がゲームの企画書表紙を作る方法

 

最後にもう一度まとめておきますね。

 

ゲームの企画書表紙を作る方法としては、以下の通りです。

 

 

 

画像検索からイメージに近い画像を利用する

 

デザインテンプレートを利用する

 

イラスト制作サービスを利用する

 

 

 

今回は、こんな感じで終わりたいと思います。

 

尚、企画書の書き方について興味がある方は、ぜひ自著を読んでみてください。

 

 

 

 

 

将来的にゲームクリエイターをめざしている方へ

 

ゲームクリエイターとしての制作スキルを身に付けたい方は、専門学校のゲームプランナー学科で勉強しておくと良いですよ。

ゲームプランナー/デザイナー/プログラマーなど業務に必要となる知識について実践的に学べるので。

 

アミューズメントメディア総合学院 は、ゲーム業界でも卒業生の方が多いので、進路先の候補として良いかなと思います。

 

 

それでは、今回はこんな感じで終わりたいと思います。