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【実体験】ゲームのUI画面デザインの勉強方法

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【実体験】ゲームのUI画面デザインの勉強方法

概要:現役ゲームプランナーの立場から「ゲームのUIデザインの勉強方法」について紹介! 

 

 

 

プロフィール:わたなべ りょう 

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▼略歴
・明治大学政治経済学部卒

・株式会社カプコンに4年半勤務

・ゲームプランナー/アクションプランナー

・フリーランスとして独立

・特技は「テコンドー」「カポエイラ」

 

▼制作実績

・モンスターハンター ライズ

・モンスターハンター エクスプロア

・小説「LANCASTER《ランカスター》」

 

 

 

そもそもUIとは?

 

UI(ユーアイ)とは、ゲーム内における画面デザインのことです。

 

例えば、以下の通りです。

 

引用元:DARK SOULS REMASTERED 紹介映像より

 

 

画面左上に「赤ゲージ(体力)」と「緑ゲージ(スタミナ)」が見えると思います。

 

また、画面左下に「インベントリ」が見えると思います。

 

このように、ゲーム画面における各種デザインについてUIと呼びます。

 

ちなみに、UIはUser Interface(ユーザーインターフェース)の略のことです。

 

 

 

 

ゲームのUIは誰が作るのか?

 

結論から言えば、下記の職種です。

 

 

 

・ゲームプランナー

 

・デザイナー

 

・プログラマー

 

 

 

ガッツリ関わってくるのは、ここら辺かなと思います。

 

ちなみに、それぞれの仕事内容としては以下の通りになります。

 

 

ゲームプランナー:どんな画面イメージでどこに何が置いてあってどう画面が遷移していくか等について指定する

 

デザイナー:ゲームプランナーの仕様書をもとに実際にゲームの画面デザインを作成する

 

プログラマー:ボタンを押した際に画面が変わったりゲージが増えたり減ったりなどUIに関するプログラム処理をする

 

 

大体こんな感じです。

 

ちなみに、UIを担当する方は「UIプランナー」「UIデザイナー」「UIプログラマー」と呼ばれます。

 

基本的には、上記専門職の方が専門的にUI設計をおこなっていくことになります。

 

 

尚、ゲームプランナーに興味がある方は以下の記事も見てください。

 

 

 

どうやってゲームのUIデザインを勉強するのか?

 

方法としては、3種類あると思います。

 

 

 

・実際に遊んでいるゲームのUI画面を観察する

 

・実際にゲームのUI画面を作ってみる

 

・専門学校で勉強する

 

 

 

1個ずつ解説していきますね。

 

 

 

UIデザインの勉強方法①:ゲームのUI画面を観察する

 

観察すると言っても、ただ見ているだけでは勉強にならないので注意してください。

 

観察する際は必ずデザイン意図を推測するようにしてみてください。

 

例えば、以下の通りです。

 

 

 

・なぜ画面左上にライフゲージがあるんだろうか?

 

・なぜスタミナゲージはライフゲージの下にあるんだろうか?

 

・なぜ「はい」「いいえ」を出す際に「はい」は左にあるのか?

 

 

 

といった具合です。

 

このように、一個ずつ意識して見ていくことで、かなり気づきや学びがあると思います。

 

UIプランナー志望の方は特に意識して見ておいた方が良いと思います。

 

なぜなら、UIプランナーは画面デザインを設計する必要があるからです。

 

 

尚、企画書の書き方について興味がある方は、ぜひ自著を参考にしてみてください。

 

 

 

 

UIデザインの勉強方法②:実際にゲームのUI画面を作ってみる

 

ゲームのUI画面の観察も大事です。

 

でも、イチバン大事なことは"実際に手を動かしてUI画面を作ってみること”だと思います。

 

実際、自分も業務の中で実際に手を動かしながら学んでいきました。

 

 

でも、どうやってUI画面を作るの?

 

イチバン簡単な方法としては、"ゲーム内の特定のUI画面を想定して作ってみる"ことだと思います。

 

例えば、以下の通りです

 

 

 

・装備のUI画面を作ってみる

 

・アイテムのUI画面を作ってみる

 

・パラメーターのUI画面を作ってみる

 

 

 

とりあえず、一枚の固定画面だけでいいと思います。

 

もちろん、実際のゲーム開発では、遷移条件と遷移先を考える必要があるけれど、最初から遷移処理を考えるのは難易度が高いと思います。

 

とりあえず、まずは一枚の固定画面を作れるようになってみてください。

 

 

 

UIプランナー志望の方は、UI画面の設計書でOKです。

 

UIデザイナー志望の方は、実際にUIデザインを描き起こしてみてください。

 

UIプログラマー志望の方は、フリー画像を利用して、実際に処理を組んでみるといいと思います。

 

 

 

 

UIデザインの勉強方法③:専門学校で勉強する

 

専門的に勉強したい方は、専門学校で勉強すると良いと思います。

 

ただ、UIデザインについて専門的に学べるかどうかは学校次第になるので、よく調べてください。

 

尚、アミューズメントメディア総合学院の場合、ゲーム・アニメ3DCG学科にて、専門的にUIを学べるようになっています。

 

 

関連記事:ゲームの専門学校の学費はいくらくらい?


関連記事:ゲームクリエイターを目指すなら大学と専門学校どっちがいい?

 

 

 

 

ゲームのUIデザインの勉強方法は3つ

 

最後にもう一度まとめておきますね。

 

ゲームのUIデザインの勉強方法としては、以下の通りになると思います。

 

 

 

・実際に遊んでいるゲームのUI画面を観察する

 

・実際にゲームのUI画面を作ってみる

 

・専門学校で勉強する

 

 

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

それでは、今回はこんな感じで終わりたいと思います。