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【実体験】ゲーム業界の繁忙期はどれくらい忙しいか

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概要:現役ゲームプランナーの立場から「ゲーム業界の繁忙期はどれくらい忙しいか」について紹介! 

 

 

現役ゲームプランナーのりょうです。

 

ゲームプランナーとしての制作実績は以下の通りです。

 

✅代表作

・モンスターハンターシリーズ

 

 

現役ゲームプランナーとして「ゲーム業界の繁忙期ってどれくらい忙しいの?」という疑問に対して答えていきたいと思います。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

 

 

 

ゲーム業界の繁忙期はどれくらい忙しいか

 

結論から言えば、本当に忙しい時には朝出社して深夜まで残業する日がしばしば続きます。

 

実際、私も忙しい時には朝に出社して深夜まで仕事する日もままあります。

 

でも、もちろん、1年通じてずっと忙しいわけではないです。忙しい時期だとそんな日もあるといった程度になります。

 

繁忙期ではない平日はいつも定時帰宅できているので「ゲーム業界ってブラックそう……」「残業多そう……」と不安になる必要はそこまでないと思います。

 

 

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ゲーム業界の繫忙期っていつ?

ゲームプランナーの仕事は慣れるまではキツイ

 

ほかの業界にも繫忙期があるようにゲーム業界にも繁忙期がありまして、下記期間中は深夜残業上等の鬼労働期間になります。

 

 

① 大型アップデート前

 

② ゲームソフト発売前

 

③ 試作発表前

 

 

 

上記期間中は職場も全体的に慌ただしい雰囲気になります。

 

それでは、一個ずつ解説していきます。

 

 

 

大型アップデート前は鬼のように忙しい

 

オンラインゲームをしている方はイメージしやすいと思うけれど、オンラインゲームでは大型アップデートと呼ばれる大量の新規実装物が導入されるアップデートが年に数回おこなわれます。

 

例えば、以下の通りです。

 

 

このように「新モンスター登場!」「新ステージ登場!」「新武器登場!」など大量の新規実装物が導入される大型アップデート前は鬼のように忙しいということです。

 

ユーザー視点からすると「ふーん、新モンスターが登場するんだ」って感じかもしれないけれど、ゲーム内に完全新規のモンスター1体追加するのはけっこう大変なことです。

 

もちろん、新ステージの制作も大変だし新武器アクションの制作も大変だし、いわゆる新規要素を導入する際は作業量が凄まじいものになります。

 

 

 

ゲームソフトの発売前も鬼のように忙しい

 

ゲームソフトの発売前・アプリのリリース前も忙しいです。

 

「え、でも、ゲームソフトの発売前ってもうすることないんじゃないの?」って思われるかもしれません。

 

しかし、ゲームソフトの発売前・アプリのリリース前は実は直前までバグだらけでして、開発者は直前までバグ修正に追われていることがほとんどです。

 

そのため、ゲームソフトの発売前・アプリのリリース前も深夜残業しがちになります。

 

 

 

試作発表前も鬼のように忙しい

 

試作発表前とは、簡単に言えば、新規ゲームを開発するためのテスト期間になります。

 

このテスト期間中に実際にゲームを作りながらゲームの方向性を探りつつ技術検証をおこなっていきます。

 

新規ゲームの方向性が決まると「試作発表」と呼ばれる社内向けの発表会がおこなわれまして、社長役員に試作段階のゲームを見てもらって売り物になるかどうか判断してもらいます。

 

OKが出れば予算が下りて本格的に開発することができる一方、NGが出ればプロジェクトが終了になります。

 

そのため、試作発表前はクオリティアップが求められるため、忙しくなりがりです。

 

 

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ゲーム業界の繁忙期はキツイのか?

 

正直、深夜残業が続きまくるとキツイです。なぜなら、深夜残業したからといって、次の日の朝の出社時間は変わらないからです。

 

つまり、シンプルに睡眠時間を削ることになるので、次の日の朝はけっこうしんどいです。

 

 

でも、別に年中忙しいわけじゃないです

 

先ほど説明した通り、忙しい時は限定的です。

 

 

 

① 大型アップデート前

 

② 発売前(リリース前)

 

③ 試作発表前

 

 

 

むしろ忙しい時期はこれくらいでして、平時は別に忙しいわけではないです。

 

実際、私は基本的にいつも定時には勤務終了しているので。

 

だから、もしこれからゲーム業界にて働こうと思っている方はそこまで不安になる必要はないと思います。

 

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年中忙しいゲーム会社の場合はちょっと危険かも

 

いまゲームクリエイターとして働いていて恒常的に長時間残業が続いている場合は別のゲーム会社に転職した方がいいかもしれません。

 

さすがに長時間残業が恒常化しているのはキツイので。

 

しかい、幸い、ゲーム業界は流動性が高い業界になるので、実務経験があれば次の職場はけっこうすぐに見つかるものです。


ゲーム系の転職サービスとしては【マイナビクリエイター】 でOKです。

 

ゲーム系の求人が多いし、何よりエージェントが相談に乗って、いろいろとサポートしてくれるので。



では、今回はこのへんで。