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現役開発者がリアルに語る「ゲーム業界の就活対策」

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現役開発者がリアルに語る「ゲーム業界の就活対策」

概要:現役ゲームプランナーの立場から「ゲーム業界の就活対策」について紹介! 

 

 

 

プロフィール:わたなべ りょう 

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▼略歴
・明治大学政治経済学部卒

・株式会社カプコンに4年半勤務

・ゲームプランナー/アクションプランナー

・フリーランスとして独立

・特技は「テコンドー」「カポエイラ」

 

▼制作実績

・モンスターハンター ライズ

・モンスターハンター エクスプロア

・小説「LANCASTER《ランカスター》」

 

 

 

そもそも就活はいつから始まるのか?

 

2023年卒の就活スケジュールについては、政府の方針によれば、以下の通りになります。

 

 

 

3月1日以降に会社説明会開始

 

6月1日以降に採用活動開始(=面接開始)

 

10月に内定式

 

4月に入社

 

 

 

大枠の流れは、上記の通りです。

 

ただ、一つ注意点があります。

 

 

必ずしもスケジュール通りに実施される訳ではない

 

下記スケジュールは、あくまで政府が経済団体に対して要請している解禁日となります。

 

 

 

・3月1日以降に会社説明会開始

 

・6月1日以降に採用活動開始(=面接開始)

 

 

 

単なる要請であって、法的拘束力はないです。

 

つまり、企業側としては別に律儀に上記スケジュールを守る必要はないということです。

 

実体験として言えば、ぶっちゃけ、解禁日よりも前に採用活動を始めている企業は多い印象です。

 

 

とにかく早く準備した方が有利

 

結論としては「就活解禁日よりも早めに行動した方が有利」です。

 

「どんな準備をすればいいのか」については、次の章にて解説していきます。

 

尚、ゲームクリエイターの働き方に興味がある方は、以下の記事も読んでみてください。

 

 

 

ゲーム業界の就活対策

 

ゲーム業界を中心に就活を考えている方は、できる限り早めに以下5点の準備を進めると有利になると思います。

 

 

 

① インターンシップに参加する

 

②なるべく早めに説明会の予約をする

 

③エントリーシートを用意する

 

④面接練習をする

 

⑤ポートフォリオを用意する

 

 

 

こんな感じですね。

 

1個ずつ解説していきますね。

 

 

 

ゲーム業界の就活対策①:インターンシップに参加する

 

インターンシップとは、簡単に言えば、以下の通りです。

 

 

 

・実際に会社に行って仕事体験をする

 

・基本は1日体験コースが多い

 

・長い場合は2~3週間の体験コースが用意されている

 

・基本的にバイト代は出ない

 

・但し、長期インターンの場合、バイト代が出ることも

 

・良い成績が出せれば、選考が有利になることも

 

 

 

実体験から言えば、大体こんな感じです。

 

 

で、ゲーム会社のインターンシップって何するの?

 

基本的には、下記いずれかのワークショップになると思います。

 

 

①ワークショップ形式

 

1つのテーマについて”1グループ7~8人程度の就活生”にて議論して結論を出す形式です。例えば、「アクションゲームの面白さとは」について議論して、最終的にチームとして1つの結論を出すといった感じです。

 

②ゲームジャム形式

 

ゲームジャムとは、”1グループ7~8人程度の就活生”にて、数日間かけてミニゲームを作る形式です。実際にゲームを作って、社員の方に審査して貰う実践式のワークショップです。

 

いい成績が出せれば、「一部選考免除」などの特典が貰えるので、オススメですよ。

 

ただ、どこのゲーム会社もインターンシップ募集をしているわけではないので、気になる方は逐一採用HPをチェックしてみてください。

 

尚、ゲーム業界のインターンシップについて詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

 

 

 

 

ゲーム業界の就活対策②:なるべく早めに説明会の予約をする

 

説明会とは、「うちはこんな会社ですよー」と就活生に紹介するための社内イベントのことです。

 

実際にゲーム会社の中に入れるので、それだけでもけっこうオモシロイですよ。

 

また、先輩社員の方から話が聞けるので、会社の雰囲気もなんとなく分かると思います。

 

 

ゲーム会社の説明会はすぐ埋まるので注意

 

 

 

説明会は基本的に「マイナビ」「リクナビ」から予約します。

 

ただ、ゲーム会社の説明会は、マジで秒速で埋まります。

 

エントリー開始時期になったらソッコー申し込んだ方がいいですよ。

 

 

 

ただ、会社説明会に行けなかったとしても、別にマイナス評価になることはないので心配する必要はないと思います。

 

実際、自分の場合、ほとんど会社説明会には行っていなかったので。

 

それでもゲームプランナーになれましたよ。

 

 

 

 

 

ゲーム業界の就活対策③:エントリーシートを用意する

 

エントリーシートとは、簡単に言えば、面接を受ける前に課される書類審査のことです。

 

エントリーシートの内容は、会社によって異なるけれど、基本的には以下の通りです。

 

 

 

・学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?

 

・なぜゲーム業界を志望していますか?

 

・弊社に入って何がしたいですか?

 

・入社した場合、どのようにゲーム開発に貢献できますか?

 

 

 

どこのゲーム会社も大体こんな感じです。

 

エントリーシートは、通常、採用試験が解禁される6/1以降に受付開始になります。

 

ただ、エントリーシートの内容は基本的に決まっているので、事前に文章を磨いておくと有利だと思います。

 

キャリアチケット を使えば、無料にてエントリーシートの添削が受けられるので、早めに練習しておくといいですよ。

 

 

関連記事:【実体験】ゲーム業界のES通過率を高める3つの方法

 

 

 

ゲーム業界の就活対策④:面接練習をする

 

面接練習は、マジで早めにしておいた方がいいです。

 

本番の面接を受けてみると分かると思うけれど、慣れない内はスゲー緊張します。

 

実際、学生の頃は、慣れない内はぜんぜん上手く話せませんでした。

 

 

面接は慣れ

 

 

面接は、慣れです。

 

何度も面接をしていく内に慣れて話せるようになっていく感じです。

 

 

 

本番の面接を受ける前に、就活サービスを使って、練習しておくといいですよ。

 

キャリアチケット では、無料にて模擬面接が受けられるので、早めに練習しておくと有利かと思います。

 

関連記事:【現役開発者が教える】ゲーム業界の面接対策【超実践的です】

関連記事:【現役開発者】ゲーム会社の面接時の服装は私服でOKです

 

 

ゲーム業界の就活対策⑤:ポートフォリオを用意する

 

ゲーム業界にて就活する場合、職種によってはポートフォリオの提出が求められます。

 

ポートフォリオとは、簡単に言えば、今まで自分が作ってきた作品集のことです。

 

例えば、以下の通りです。

 

 

プログラマー志望の場合:過去に開発したアプリ/ゲーム

 

デザイナー志望の場合:過去に制作したデザイン

 

サウンド志望の場合:過去に制作したサウンド

 

 

 

大体こんな感じです。

 

開発職志望の場合、基本的にはポートフォリオの提出があると思った方がいいかと思います。

 

尚、ゲームプランナー志望の場合、ポートフォリオ提出というより、企画書の課題提出が多い感じでした。

 

関連記事:【現役ゲームプランナー】ゲーム業界の作品提出の対策方法

 

企画書の書き方について興味がある方は、ぜひ自著にも目を通しておいてください。

 

 

まとめ:ゲーム業界の就活対策

 

最後にもう一度まとめておきますね。

 

ゲーム業界を中心に就活する方は、できる限り早めに以下準備を進めておくと有利かと思います。

 

 

 

① インターンシップに参加する

 

②なるべく早めに説明会の予約をする

 

③エントリーシートを用意する

 

④面接練習をする

 

⑤ポートフォリオを用意する

 

 

 

一人でも多く受かって貰えれば、幸いです。

 

尚、ゲーム業界にて就職活動をする前に知っておいて欲しいことをまとめた書籍を作ったので、気になる方はぜひ見てください。

 

 

それでは、今回はこんな感じで終わりたいと思います。ではではー。