概要:現役ゲームプランナーの立場から「ゲームプランナーに実技試験はあるのかどうか」について紹介!
現役ゲームプランナーのわたなべりょうです。
ゲームプランナーとしての制作実績は以下の通りです。
✅代表作
・モンスターハンターライズ
・モンスターハンターエクスプロア
現役ゲームプランナーとして「ゲームプランナーって実技試験あるの?」という疑問に対して答えていきたいと思います。
それでは、さっそく見ていきましょう。
ゲームプランナーに実技試験はあるのか?
結論から言うと「会社によりけり」です。
つまり、簡単に言えば、会社によっては「では、今から1時間以内に企画書を書いてください」といったようにゲームプランナー志望者に実技試験を課すゲーム会社もあるということです。
実際、私も就活生の頃にいくつかのゲーム会社の就職試験にてゲームプランナー専用の実技試験を課されました。
ゲームプランナーの実技試験って必ずあるの?
事前に企画書を提出する課題提出はどのゲーム会社の就職試験でもよくあるけれど、実技試験まで用意しているゲーム会社は少ない印象です。
実際、私も学生時代にさまざまなゲーム会社の就職試験を受けたけれど、さすがに実技試験まで課されることはあまりなかったです。
とはいえ、実技試験が絶対にないわけではないです。
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ゲームプランナーの実技試験ってどんな感じ?
実技試験の内容は会社によるけれど、大枠の方向性はだいたい以下の通りです。
・テストのように一定時間以内に企画書を作成する
例. 1時間以内に企画書を作成して提出してください
このように、短時間の内に企画書を作成してくださいという実技試験が多かった記憶です。
私が実際に受けた実技試験の中にてイチバンおもしろかった実技試験は「今すぐ新規ゲームの企画をして口頭説明してください」といった問答形式の実技試験がありました。
あまりにも唐突だったのでどうしようかと思ったものだったけれど、ふと目に入った時計から新規ゲームの企画を膨らませて乗り切ったものでした。
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ゲームプランナーの実技試験対策
ゲームプランナーの実技試験は基本的にあまりないけれど、念のため実技試験対策をしておいたほうがいいと思います。
ゲームプランナーの実技試験では以下点に留意してください。
・制限時間以内に必ず提出する
・目的と手段を提示する
・ゲーム画面についてイメージしやすいようにする
とりあえず上記を意識しておけば、乗り切れると思います。
1個ずつ解説していきます。
制限時間以内に必ず提出する
実技試験は基本的に短時間です。時間たっぷりなんてことはないです。
当日は焦ると思うけれど、制限時間内に提出物を出さなければ0点になってしまうので必ず制限時間内に課題を提出してください。
目的と手段を書く
目的とは「そのゲームを通じてユーザーにどんな体験をさせたいのか」ということです。
手段とは「目的を達成するためにゲーム内にどんな要素を入れるのか」ということです。
企画書において目的と手段は大事な要素になるので必ず意識して書いてください。
就活生向けのライトな企画書の書き方については自著にまとめているので、参考にしてみてください。
ゲームプランナーの基礎教養全般についてもっと勉強したい方は以下書籍を読んでおけばOKです。
ゲーム画面についてイメージしやすいようにする
企画書は説明書ではないので文字ビッシリというのは避けてください。
基本的にはイラストを混ぜつつザックリどんなゲームになるのかパっと見で分かるようにした方が賢明だと思います。
全員が全員じっくり読んでくれるというわけではないので。
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結論:会社によってはゲームプランナーも実技試験がある
最後にもう一度まとめます。
ゲームプランナーの実技試験は基本的にはあまりないです。しかし、まれにあるので念のため備えておきましょう。
実技試験の内容はだいたい以下の通りになるはずです。
✅テストのように一定時間内に企画書を書き上げる
✅例. 1時間以内に企画書1本作ってください
実技試験の対処方法は先ほど紹介した通りです。
・制限時間以内に必ず提出する
・目的と手段を提示する
・ゲーム画面についてイメージしやすいようにする
とりあえず上記要素を抑えておけば、落ちる確率はグンと下げられるはずです。
欲を言えば、ターゲット設定もできているといいと思います。
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それでは今回はこんな感じで終わりたいと思います。ではではー。