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【中世ヨーロッパ】騎士の年収がヤバ過ぎた

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概要:中世ヨーロッパにおける騎士の年収について紹介!

 

 

中世ヨーロッパにおける騎士と言えば、わりと裕福なイメージあるかと思います。

 

しかし、実際はどうだったのでしょうか。

 

ということで、今回はカリフォルニア大学デービス校によって発表されたレポート「List of price of medieval items」をもとに騎士の年収について発表していきたいと思います。

 

 

 

 

騎士の年収はザックリ7200万円!?

 

カリフォルニア大学デービス校によって発表されたレポート「List of price of medieval items」によれば、騎士の年収は以下の通りです。※1316年頃のレートにて換算

 

騎士の年収:720シリング

見習い騎士の年収:360シリング

弓兵の年収:144シリング

一般労働者の年収:40シリング

 

騎士の年収ヤバくないですか? 一般労働者の年収の18倍ですよ。

 

現代に置き換えれば、日本の労働者の平均年収が約400万円だから騎士の年収は7200万円ということになります。月給換算にしたら月給は600万円ということになります。

 

現代で言えば、大企業の役員クラス程度の経済状況だったと言えるかと思います。

 

とはいえ、騎士の装備品は基本的に高価かつ自費にて購入しなければならないため、収入も大きいけど支出も多かったとされています。

 

また、騎士は従者も雇っていることが多かったので、騎士によっては人件費も支払わなければなりませんでした。

 

尚、中世ヨーロッパの当時の暮らしについて興味がある方は以下書籍がオススメです。

 

  

 

上記2冊を読んでおけば、創作レベルには十分な知識が得られると思います。

 

 

 

 

ちなみに1シリングってどれくらいの価値なの?

 

騎士の年収は720シリングと書きました。でも、1シリングはいくらになるのか気になるところだと思います。

 

そこで物価から1シリングの価値を図ってみたいと思います。

 

✅1シリング=12ペンス

✅1ペンス=2羽の鶏の値段

 

つまり、1シリング=24羽の鶏の価値となります。

 

試しに楽天にて鳥肉1羽まるごとの価格について調べたところ大体4000円程度でした。

 

現代の日本で言えば、1シリングの価値は10万円程度といった感じでしょうか。けっこう大金ですよね。

 

 

ということで、今回は「騎士の年収」について紹介しました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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