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【中世ヨーロッパ】騎士の服装の名称【部位名称9個】

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概要:中世ヨーロッパにおける西洋騎士の服装の名称について一挙紹介!

 

 

今回は中世ヨーロッパにおける騎士の鎧における各部位の名称と役割について紹介していきたいと思います。

 

西洋ファンタジー作品の制作に役立てば幸いです。

 

 

 

 

 

 

西洋甲冑の各部位の名称と役割について

西洋甲冑の各部位の名称と役割について

 

金属板から構成された板金鎧(プレートアーマー)は大まかに9種類の部位から成り立ちます。

 

ヘルム(兜)

ヘルムはイメージ通り頭部を保護する役割を果たします。別名「アーメット」とも呼びれます。ヘルムには

 

ポールドロン(肩当て)

ポールドロンは基本的に肩甲骨すなわち肩付近を保護する役割を果たします。ポールドロンは相手の斬撃等が流れるようにやや丸みを帯びていることが多いです。

 

クーター(肘当て)

クーターは肘を保護する役割を果たします。

 

ガントレット(籠手)

ガントレットは上腕部から手の甲までを保護するための防具です。

 

パウレイン(ひざ当て)

パウレインは膝を保護するための防具です。

 

サバトン(鉄靴)

サバトン(鉄靴)は足を保護するための防具です。別名「ソルレット」とも呼ばれます。

 

ブレストプレイト(胸当て)

ブレストプレイトは胸と背中を保護するための防具です。

 

クゥイス(もも当て)

クゥイスは大腿部すなわち太ももを保護するための防具です。

 

グリーブ(すね当て)

グリーブは脛を保護するための防具です。

 

 

上記の装備品はそれぞれ金属板を切り出して槌で叩いて曲面を持たせることで制作されました。そして、最終的にパーツとパーツを組み合わせることで、ひとつの板金鎧(プレートアーマー)になりました。

 

板金鎧(プレートアーマー)の部位別の役割については以上となります。

 

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それぞれの時代の代表的な甲冑の名称や各部パーツ(ガントレット[Gauntlet]、グリーヴ[Greave]、サバトン[Sabaton] など)の構造を分解して図解。それぞれの時代背景、甲冑の着用方法、なんと、ホーバークの制作方法なども掲載。さらに、騎士の乗る馬の種類・馬具・馬鎧や、剣・槍・盾などの武具まで細かく解説。

 

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11~16世紀ヨーロッパの歩兵・弓兵・ハンドガンナー(小銃兵)・騎士・砲兵隊・傭兵・従軍した女性・鎖帷子・兜・鎧・防具の下の服・男性の衣装・女性の衣装・下着・日常着・靴・音楽・娯楽・生活etc.を完全再現し、臨場感たっぷりの写真とイラストでわかりやすく解説。

 

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