概要:漫画・小説・映画に共通して見られる狙撃手キャラクターの特徴・性格について一挙紹介!
- 魅力的な狙撃手の性格と特徴について
- スナイパーキャラの特徴①:寡黙でクール
- スナイパーキャラの特徴②:神経質
- スナイパーキャラの特徴③:ポーカーフェイス
- スナイパーキャラの特徴④:不可能とされる狙撃を可能とする
- スナイパーキャラの性格特徴一覧
魅力的な狙撃手の性格と特徴について
今回は人気ガンアクション作品に登場するスナイパーキャラの性格と特徴について洗い出すことで、魅力的なスナイパーキャラの描き方を学んでいきたいと思います。
尚、アクションシーンの描き方について興味がある方は、以下記事も見てみてください。
スナイパーキャラの特徴①:寡黙でクール
ガンアクション作品に登場するスナイパーは、しばしば、寡黙でクールなキャラクターとして描かれています。
例えば、以下の通りです。
寡黙でクールな狙撃手キャラクター一覧
- デューク東郷(ゴルゴ13)
- クリス・カイル(アメリカン・スナイパー)
- レキ(緋弾のアリア)
- 蘇芳・パブリチェンコ(DARKER THAN BLACK -流星の双子-)
- リコ(ガンスリンガーガール)
上記作品に登場するスナイパーキャラは、ほとんど無口で滅多に喋ることはありません。
このように、魅力的なスナイパーキャラの特徴の一つとして「寡黙でクール」という特徴が見られます。
狙撃手(スナイパー)キャラが寡黙でクールな理由
スナイパーキャラが寡黙でクールな理由としては、狙撃手という仕事柄、音に敏感であるためだと思われます。
確実に狙撃を成功させるためには、なるべく音を立てずに静かに待つ必要があります。
そのため、スナイパーキャラは、平時から寡黙なのだと思われます。
尚、漫画『ヨルムンガンド』に登場するルツは、スナイパーでありながら、お喋りという面白い設定になっていました。
両親を殺した武器を憎みながらも、武器商人ココの私設軍隊に加わることとなった少年ヨナ。ココはある国の軍と武器の取引をしていたが、それを防ごうとする勢力に狙われる。しかし、ココに同行していたヨナが、自らが憎むその武器でそのピンチを乗り切ろうと応戦して…
スナイパーキャラの特徴②:神経質
ガンアクション作品に登場するスナイパーは、しばしば、神経質なキャラクターとして描かれています。
例えば、漫画『ゴルゴ13』に登場する主人公・デューク東郷は、下記の特徴を持っていました。
漫画『ゴルゴ13』のデューク東郷の癖
- 待ち合わせ場所には定刻ピッタリに姿を現す
- クライアントの話に少しでも虚偽があった場合は仕事を引き受けない
- 受けた仕事は必ず完遂する ※虚偽等がない場合に限る
- 後ろに立つことは許さない
デューク東郷は、非常に神経質なスナイパーとして描かれていました。
このように、魅力的なスナイパーキャラの特徴の一つとして「神経質」という特徴が見られます。
狙撃手キャラが神経質な理由
狙撃手キャラが神経質な理由としては、職業柄、ミスが許されないためだと思われます。
もしミスをすれば、自分の命が危うくなるため、慎重になりがちになるのだと思います。
尚、「銃撃戦」「銃の描き方」について興味がある方は、以下書籍が参考になるかと思います。
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スナイパーキャラの特徴③:ポーカーフェイス
ガンアクション作品に登場するスナイパーは、しばしば、ポーカーフェイスなキャラクターとして描かれています。
簡単に言えば、感情の起伏が乏しいキャラクターとなっています。
例えば、以下の通りです。
ポーカーフェイスな狙撃手キャラ一覧
- デューク東郷(ゴルゴ13)
- レキ(緋弾のアリア)
- リコ(ガンスリンガーガール)
- アイン(Phantom)
上記作品のキャラクターは、あまり表立って感情を露にすることはありませんでした。
このように、魅力的なスナイパーキャラの特徴の一つとして「ポーカーフェイス」という特徴が見られます。
狙撃手キャラがポーカーフェイスである理由
狙撃手(スナイパー)キャラがポーカーフェイスである理由としては、職務を遂行する上で余計な感情は邪魔になるためだと思われます。
優秀なスナイパーになるためには、引き金を引くことに躊躇しない冷徹さが求められるのだと思います。
尚、漫画『ガンスリンガーガール』に登場するリコは、"普通の女の子としての面"と"スナイパーとしての冷徹な面"という二面性を持って、描かれていました。
公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく。架空のイタリアを舞台とした、少女と銃、そして周囲の大人たちが織り成す群像劇。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
尚、かっこいいガンアクションに興味がある方は、以下記事も見てみてください。
スナイパーキャラの特徴④:不可能とされる狙撃を可能とする
ガンアクション作品に登場するスナイパーは、しばしば、不可能とされる距離・条件から狙撃を成功させます。
例えば、以下の通りです。
漫画『ゴルゴ13』における不可能とされた狙撃例
- 高名なバイオリニストの公演中に、バイオリンの弦であるG線を狙撃して、演奏を中断させたいという依頼を受ける
- しかし、演奏中に気づかれずにバイオリンのG線だけを狙撃するなんて不可能だと思われた
- デューク東郷は、その依頼を引き受け、見事にバイオリンのG線を撃ち抜く
映画『極大射程』における不可能とされた狙撃例
- 罠にハメられた主人公は、敵に復讐するため、到底不可能とされる超遠距離から狙撃を行う
上記作品のキャラクターは、到底不可能とされている狙撃を行うことができました。
このように、魅力的なスナイパーキャラの特徴の一つとして「不可能とされる狙撃を可能とする」という特徴が見られます。
スナイパーキャラが不可能とされる狙撃ができる理由
スナイパーキャラが不可能とされる狙撃をできる理由としては、スナイパーキャラとしての見せ場を作るためだと思われます。
不可能な狙撃を成功させれば、スナイパーキャラクターの株はグンと上がると思います。
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スナイパーキャラの性格特徴一覧
最後にまとめです。
魅力的なスナイパーキャラの特徴としては、以下の通りでした。
特徴①:寡黙でクール
特徴②:神経質
特徴③:ポーカーフェイス
特徴④:不可能とされる狙撃を可能とする
ぜひ創作する際に参考にしてみてください。
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尚、ストーリーの作り方について気になる方は、以下記事も見てみてください。