概要:RPGゲーム・冒険ファンタジーにおける"勇者のあるある設定"について一挙紹介!
設定①:始まりは辺鄙な村から
RPGゲーム・冒険ファンタジーでは、しばしば辺鄙な村から冒険が始まります。
例えば、『ドラゴンクエスト5』では、周りが山から成る田舎じみたサンタローズの村から始まっていました。
辺鄙な村から冒険が始まる理由
辺鄙な村から冒険が始まる理由としては、何もない所から始めた方が成り上がっていく様子を描きやすいためだと思われます。
設定②:冒険のキッカケは外的要因
RPGゲーム・冒険ファンタジーでは、しばしば冒険のキッカケは外側からもたらされます。
主な冒険のキッカケとしては、以下の通りです。
- 住んでいた町が襲われたため
- 何らかの啓示を受けたため
- 行動しないと世界が滅びるため
- 大事な人を取り戻すため
このように、勇者の冒険のキッカケとしては、ほとんど外側からもたらされます。
冒険のキッカケが外側からもたらされる理由
冒険のキッカケが外側からもたらされる理由としては、冒険の動機を作りやすいためだと思われます。
つまり、「奪われたから奪い返す」「平和が脅かされるから平和を取り戻す」といったように、具体的な動機になりやすいためだと思います。
尚、漫画『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』では、世界を支配しようとする魔王軍に対抗する主人公たちの姿が描かれた王道ファンタジーになっていました。
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設定③:王または老人から依頼を受ける
RPGゲーム・冒険ファンタジーにおける勇者は、しばしば、「王または老人から依頼を受ける」という設定が見かけられます。
依頼内容としては、大体、以下の通りです。
勇者が王または老人から受ける依頼内容
- この国を救って欲しい
- この町を救って欲しい
このように、RPGゲーム・冒険ファンタジーにおける勇者は、その力を見込まれて、依頼を受けます。
こうした依頼を受けることで、冒険が始まることもあります。
また、道中の一エピソードとして、依頼を受けることもあります。
設定④:勇者しか抜けない剣を持つ
RPGゲーム・冒険ファンタジーでは、しばしば、「勇者しか抜けない剣がある」という設定が見かけられます。
例えば、以下の通りです。
『ゼルダの伝説』におけるマスターソード
- ハイラル王国のどこかには魔を退ける"退魔の剣"が眠るとされる
- しかし、マスターソードは、選ばれた勇者しか抜けない
- 悪しき者は、触れることさえできない
このように、RPGゲーム・冒険ファンタジーでは、しばしば、勇者しか抜けない剣があることがあります。
ファンタジーではなぜ「勇者しか抜けない剣」が登場するのか?
RPGゲーム・冒険ファンタジーにおいて"勇者しか抜けない剣"が登場するのは、アーサー王伝説に登場する伝説の剣エクスカリバーに由来していると思われます。
アーサー王伝説では、石に深々と刺さったエクスカリバーは、ブリテン島の正当な統治者のみに抜けるという逸話になっていました。
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▼本書の特徴
・西洋の甲冑の構造について分解して図解してくれている
・西洋の甲冑のイラストの描き方について学べる
設定⑤: 平凡な生まれ
RPGゲーム・冒険ファンタジーにおける勇者は、しばしば、平凡な生まれとして描かれることがあります。
例えば、以下の通りです。
- 貧しい農村の生まれ
- 一都市の中流階級
このように、勇者は平凡な生まれから誕生することもあります。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公フロド・バギンズもまた特別な生まれではありませんでした。
勇者が平凡な生まれである理由
勇者が平凡な生まれである理由としては、何者でもない者が英雄になるまでの成長の過程を描きやすいためだと思われます。
✅キャラクターの外見の作り方
まとめ
最後にまとめです。
RPGゲーム・冒険ファンタジーにおける勇者のあるある設定としては、以下の通りでした。
設定①:始まりは辺鄙な村から
設定②:冒険のキッカケは外的要因
設定③:王または老人から依頼を受ける
設定④:勇者しか抜けない剣を持つ
設定⑤: 平凡な生まれ
ぜひ創作する際に参考にしてみてください。
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