概要:ファンタジー作品における暗殺者キャラの作り方について一挙紹介!
- 創作方法①:性格を決める
- 創作方法②:服装を決める
- 創作方法③:道具を決める
- 創作方法④:異名・二つ名を決める
- 創作方法⑤:特徴・クセを描く
- ファンタジー作品における暗殺者キャラの創作方法 ~まとめ~
創作方法①:性格を決める
人気ファンタジー作品に登場する魅力的な暗殺者キャラの性格は、大体、以下の通りです。
人気作品における魅力的な暗殺者キャラの性格一覧
- 寡黙かつ冷静沈着(ゴルゴ『ゴルゴ13』)
- 無感情(アイン『Phantom』)
- 警戒心が強い(ジョン・スミス『Mr.&Mrs. スミス』)
- したたか(ジェーン・スミス『Mr.&Mrs. スミス』)
- 感情表現が下手(リコ『ガンスリンガー・ガール』)
このように、人気ファンタジー作品における魅力的な暗殺者キャラの性格は、基本的にクールになっています。
暗殺者キャラの性格がクールな理由
暗殺者キャラの性格がクールな理由としては、標的を暗殺して生計を立てる職業柄、感情を押し殺しる必要があるためだと思われます。
たとえ標的が子供であったとしても業務を遂行しなければなりません。
そのため、ほとんどの暗殺者キャラは、表立って感情を露にすることがないのだと思います。
尚、漫画『DINER』は、暗殺者が集う超絶スリリングな料理屋にてウェイトレスとして働くことになってしまった主人公の成長を描いた面白い作品になっていました。
漫然と生きてきた25歳の大場加奈子は、ある日、小銭欲しさから闇サイトのバイトへ足を踏み入れる。犯罪へと巻き込まれ、絶体絶命の窮地に陥った時、謎の男・ボンベロに、その身を買われ命拾いをする。だが、安堵したのも束の間、辿り着いたのは、殺し屋専用の会員制ダイナーだった。冷徹な料理人・ボンベロと凶暴な殺し屋の狭間で、加奈子の残酷なウェイトレス人生が幕を開けた──!!
創作方法②:服装を決める
ファンタジー作品における魅力的な暗殺者キャラの服装としては、以下3種類のパターンが見られます。
闇に紛れやすいフード付きの黒い外套
- 中世ヨーロッパ風のファンタジー作品では、暗殺者キャラの服装として「フード付きの黒い外套」がしばしば利用されています
- 理由としては「闇に紛れて逃げやすい」「顔を隠せる」ためだと思われます
真面目に見られやすいスーツ
- 現代ファンタジー作品では、暗殺者キャラの服装として「スーツ」がしばしば利用されています
- 理由としては「真面目に見られやすい」「サラリーマンに見える」ためだと思われます
男を誘惑するセクシーな服
- 女性暗殺者キャラの場合は、胸元を開けたり、脚下にスリットが入ったスカートを履いたり等、セクシーな服を着用していることがあります
- 理由としては「男を誘惑しやすい」ためだと思われます
このように、暗殺者キャラの服装は、基本的に"時代に応じて"「目立ちにくい服装」が利用されていました。
尚、キャラクターの外見の作り方について興味がある方は、以下記事も見てみてください。
創作方法③:道具を決める
暗殺者キャラを作る際は、業務を遂行するための道具が必要になります。
かつて実在した暗器としては、以下の通りです。
スローイングナイフ
- スローイングナイフとは、投擲専用のナイフのこと
- 当てた際に伴う衝撃によって壊れないように柔らかい刃になっている
- 切れ味はほぼない
匕首(ひしゅ)
- 匙のような刃先を有する短刀のこと
- 懐に忍ばせやすい
- 始皇帝の暗殺未遂に使用された武器
角指
- 棘が生えた指輪のこと
- 毒を塗って使用した
- 手を握るだけでダメージを与えることができる
針
- 細くて幅を取らないため様々な場所に持ち込みやすい
- 日本では、簪(かんざし)が使用されることもあった
- 中国では、峨嵋刺(がびし)と呼ばれる針が使用された
芥砲(かいほう)
- 手のひらに収まる程度の短銃のこと
- 命中精度は恐ろしいほど低い
- しかし、至近距離ではそこそこの威力を発揮する
チェルシー・ブリック
- 新聞紙を押し潰して作った簡易的な棍棒のこと
- 新聞紙のため、どこでも簡単に作れる
仕込み刀
- 杖の中などに隠した刀のこと
- 西欧では、ソードストックと呼ばれた
- 幅は取る分、武器としての威力は高い
ワイヤー
- ワイヤーの両端に小さい輪を付けた絞殺用の武器
- 戦時中のスパイの所持品としてオークションに出されたこともある
狙撃銃
- 狙撃手が使用するスナイパーライフルのこと
- 有名な狙撃銃としては「ドラグノフ狙撃銃」「ブレイザーR93」等
サイレンサー付きの自動拳銃
- サイレンサー(消音器)を取り付けた自動拳銃のこと
- 発砲時の音を小さくすることができる
尚、作中に銃のイラストを出したい方は、以下書籍を参考にしてみてください。
▼本書の特徴
・銃の描き方について"線画"にて細部まで図解してくれている
・銃の構え方についても"線画"にて学べる
また、魅力的なスナイパーキャラの特徴について興味がある方は、以下記事も見てみてください。
創作方法④:異名・二つ名を決める
人気ファンタジー作品における魅力的な暗殺者キャラは、しばしば、異名を有しています。
例えば、以下の通りです。
- ファントム:アインの異名 『Requiem for the Phantom』より
- 殺傷可能範囲(キリングレンジ):レキの異名 『緋弾のアリア』より
- ゴルゴ13:デューク東郷の異名 『ゴルゴ13』より
- 伝説のアサシン:アルタイルの異名 『アサシンクリード』より
- 最強のアサシン:エツィオの異名 『アサシンクリード』より
このように、魅力的な暗殺者キャラは、なんらかの異名を有しています。
暗殺者キャラが異名・二つ名を持っている理由
暗殺者キャラが異名を持っている理由としては、暗殺者としての腕が非常に立つため、闇の業界にて噂をされているためだと思われます。
また、異名を持っていた方が"暗殺者として恐れられている雰囲気"を出せると思います。
尚、異名の作り方について興味がある方は、以下記事も見てみてください。
創作方法⑤:特徴・クセを描く
人気ファンタジー作品における魅力的な暗殺者キャラは、しばしば、なんらかの特徴またはクセを持っています。
例えば、以下の通りです。
暗殺者キャラの特徴・クセ一覧
- 背後に立たれることを嫌う(ゴルゴ『ゴルゴ13』)
- 出された飲食物を口にしない(ゴルゴ『ゴルゴ13』)
- 常にヘッドホンを付けている(レキ『緋弾のアリア』)
- 家に帰る際に身だしなみを整える(スミス夫婦『Mr.&Mrs. スミス』)
- 仕事になると急に無感情に切り替わる(リコ『ガンスリンガー・ガール』)
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ファンタジー作品における暗殺者キャラの創作方法 ~まとめ~
最後にまとめです。
ファンタジー作品における暗殺者キャラの創作方法としては、以下の通りでした。
- 性格を決める
- 服装を決める
- 道具を決める
- 異名・二つ名を決める
- 特徴・クセを描く
ぜひ創作する際に参考にしてみてください。
尚、キャラクターの作り方について更に学びたい方は、以下記事も見てみてください。
尚、魅力的なキャラクターの作り方について興味がある方は、大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者からキャラクターの作り方を学べる『荒木飛呂彦の漫画術』が参考になります。
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