概要:現役ゲームプランナーの視点から「三点リーダーの心理効果」について紹介!
点は2つ繋げて偶数にして使用する
三点リーダーは、基本的には「……」というように、点の数が偶数個になるように使用します。
理由としては、特に明確な理由はないです。
しかし、出版業界では、伝統的に「……」と点の数が偶数個になるように使用されてきました。
特別な理由がない限りは「……」と点の数が偶数個になるように使用した方が良いかと思います。
※ゲーム・漫画では、フキダシ・テキストウィンドウの都合上、「…」と点の数が一個になる場合もあります。
三点リーダーの心理効果①:沈黙を表す
例えば、以下の通りです。
A「お前、あの娘のこと、好きだろ?」
B「……」
このように、三点リーダー(……)を使用することで、沈黙を表すことができます。
三点リーダーの心理効果②:言い淀みを表す
例えば、以下の通りです。
- 「……あのさ」
- 「……言い辛いんだけどさ」
- 「……体調が悪くて」
このように、三点リーダー(……)を使用することで、言い淀むような雰囲気を出すことができます。
三点リーダーの心理効果③:瀕死を表す
例えば、以下の通りです。
- 「はやく……逃げ……ろ」
- 「俺はいい……犯人を……追いかけろ」
このように、三点リーダー(……)を使用することで、瀕死状態を表現することができます。
三点リーダーの心理効果:まとめ
- 沈黙を表す
- 言い淀みを表す
- 瀕死を表す
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