概要:漫画・アニメ・ゲームにおける語尾がかわいいキャラクターについて一挙紹介!
こんにちは。現役ゲームクリエイターのわたなべりょうです。
漫画・アニメ・ゲームでは、しばしばクセが強い語尾を使用するキャラクターが見かけられます。
語尾によって個性を出す表現は日本語ならではのオモシロイ表現だと思います。
そこで今回は「語尾がかわいいキャラクター」について集めてみました。
- 神楽「アル」「ネ」(『銀魂』)
- イカ娘「イカ」「ゲソ」(侵略!イカ娘)
- 坂ノ上おじゃる丸(おじゃる丸)
- ラム「~だっちゃ」「~っちゃ(うる星やつら)
- ケロロ「~であります」(ケロロ軍曹)
- ジバニャン「ニャン」(妖怪ウォッチ)
- 西沢歩「なのかな」(ハヤテのごとく)
- たぬきち「~だなも」(どうぶつの森)
- 緋村剣心「ござる」(るろうに剣心)
神楽「アル」「ネ」(『銀魂』)
語尾としては中国語と日本語が混在した協和語がモチーフになっています。
協和語とは、戦時中に日本人と中国人が現地にて会話するために使用された日本語まじりと中国語まじりの言葉です。
『銀魂』に登場する神楽はキレがある毒舌を吐く一方、語尾に「アル」「ネ」がつくことで外国人特有のカタコト感が出て毒気が緩和されていてイイ感じに抜け感が出ていて可愛いらしいと思います。
イカ娘「イカ」「ゲソ」(侵略!イカ娘)
イカ娘はその名の通りイカをモチーフとしたキャラクターになっていまして、イカだけに語尾に「イカ」が付きます。
また、イカだけに語尾に「ゲソ」が付くこともあります。
語尾としてキャッチーだし分かりやすいし何よりダジャレっぽくてかわいいので好きです。
坂ノ上おじゃる丸(おじゃる丸)
坂ノ上おじゃる丸は平安時代の公家の衣装を着た少女です。
古語の丁寧語である「おじゃる」を使用することで、公家らしい上品な雰囲気が出ています。
しかし、大人っぽい口調とは裏腹に見た目は子供そのものだからギャップがあって可愛いらしい印象です。
ラム「~だっちゃ」「~っちゃ(うる星やつら)
うる星やつらのラムと言えば、語尾に「だっちゃ」が有名です。
「だっちゃ」は地方の方言をイメージしたものです。
語感的に柔らかく可愛いらしい雰囲気が出ていると思います。
ケロロ「~であります」(ケロロ軍曹)
語尾としては元々は山口弁における丁寧表現でした。
明治時代に長州藩(現:山口県)出身者が陸軍にて強い影響力をもつようになってから軍人言葉としてのイメージが定着するようになったみたいです。
敬礼しながら「~であります」はなかなかに風流であります。
ジバニャン「ニャン」(妖怪ウォッチ)
ジバニャンとは、ネコの幽霊をモチーフにした妖怪です。
ネコだけに語尾に「ニャン」がシンプルに分かりやすいうえに可愛いらしいと思います。
西沢歩「なのかな」(ハヤテのごとく)
『ハヤテのごとく』に登場する西沢歩は語尾によく「~なのかな」とつけるのだけれど、相手に問いかけるその感じが可愛いらしい印象でした。
たぬきち「~だなも」(どうぶつの森)
語尾としては名古屋弁「~だなもし(=です)」が語源だと思われます。
なぜタヌキが名古屋弁なのかは置いとくとして、語尾からゆるっとしたカジュアルな雰囲気が出ていて好きです。
緋村剣心「ござる」(るろうに剣心)
語尾としては古語の「ございます」が語源です。
実際に昔に使用されていた言葉ということで、武士の口調として納得感があると思います。
元々は堅い言葉だけれど、剣心の緩い雰囲気もあって可愛いらしい雰囲気が出ていると思います。
ということで、今回は「語尾がかわいいキャラクター」について紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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