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【小説】センスある面白い上手い比喩表現8選

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概要:「センスある面白い上手い比喩表現」について一挙紹介!

 

 

 

レイモンド チャンドラー『湖中の女』

 

トラクターのエンジンがかかったような笑い声

 

非常に分かりやすい比喩ですね。めちゃくちゃ大声で笑っている雰囲気が出ていてイイです。

 

 

七尾 与史『死亡フラグが立ちました!』

 

試合後のボクサーみたいに髪も顔も汗でぐっしょり

 

コレも好きですね。情景がありありと想像できます。

 

 

 

阿久 悠『瀬戸内少年野球団』

 

悲しいときに食べるおにぎりが砂のように味気ない

 

「砂のように味気ない」ってかなりパワーワードだと思います。この一文があるだけで、マズそうに見えます。

 

 

 

 

岡本 かの子『岡本かの子全集』

 

風が利用できなくなった帆船のような失望

 

ガッカリ感が凄まじい一文だと思います。もはや絶望に等しいかと。

 

 

 

中上 健次『枯木灘』

 

汗が額からまぶたに流れ落ち、真珠のようにぶらさがる

 

ものすごくイメージできます。おそらく誰しも経験があるかと思います。

 

 

 

 

 

伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』

 

二十歳の久遠は、好奇心旺盛な犬のようだった。

 

犬を飼っていたので、その様子がよく想像できます。

 

 

長野 まゆみ『銀木犀』

 

足が半生の石膏のように重く、持ち上げることが出来ない

 

ずっしり重たい感じが出ていて好きです。

 

 

村上春樹『ノルウェイの森』

 

両手を床について前かがみになり、まるで吐くような格好で泣いた

 

凄まじい悲しみぶりということが分かる比喩だと思います。

 

 

 

 

 

比喩表現に関する参考資料

 

比喩表現について勉強したい方には上記書籍がオススメです。

 

比喩表現に関するテクニックが体系的にまとめられているので、比喩表現の使い方がよくわかる1冊になっています。

 

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