概要:中世ヨーロッパの騎士道に関する名言について紹介!
【名言】騎士道の十戒から学ぶ騎士道
騎士道の十戒とは、フランスの文学史家レオン・ゴーティエ(1832 - 1897)が中世の騎士道についてまとめたものです。
騎士道の十戒にはその名の通り騎士たる者が心がけるべき十の規律が定められています。
十の戒律は以下の通りです。
- あなたは教会が教えることをすべて信じなければならず、そのすべての指示を守らなければならない。
- あなたは教会を守らなければなりません。
- あなたはすべての弱点を尊重しなければならず、あなた自身がそれらの擁護者になるべきです。
- 生まれ育った国を愛さなければならない。
- 汝の敵の前に後ずさりしてはならない。
- 止むことなく容赦なく異教徒と戦わなければならない。
- 封建的義務が神の律法に反しない限り、汝は綿密に履行しなければならない。
- あなたは決して嘘をつくことはなく、約束した言葉に忠実であり続けなければなりません。
- あなたは寛大であり、すべての人に寛大さを与えなければなりません。
- あなたはいつでもどこでも、不正と悪に対する正義と善の擁護者でなければなりません。
触れられている内容について簡単にまとめると「忠実・誠実であること」「正義を貫くこと」「弱きを助けること」といった感じになります。
しかし、中世後期になると、こうした騎士道は廃れていったとされています。
とはいえ、騎士道に従って生きる騎士の姿はやはりロマンチックに映るものです。
もし漫画・小説・ゲーム等に騎士を登場させる場合は上記戒律を参考にしてみてはいかがでしょうか。
尚、中世ヨーロッパの当時の暮らしについて興味がある方は以下書籍がオススメです。
上記2冊を読んでおけば、創作レベルには十分な知識が得られると思います。
中世ヨーロッパの武器防具のイラストの描き方について学びたい方は以下書籍が役に立立つはずです。
それぞれの時代の代表的な甲冑の名称や各部パーツ(ガントレット[Gauntlet]、グリーヴ[Greave]、サバトン[Sabaton] など)の構造を分解して図解。それぞれの時代背景、甲冑の着用方法、なんと、ホーバークの制作方法なども掲載。さらに、騎士の乗る馬の種類・馬具・馬鎧や、剣・槍・盾などの武具まで細かく解説。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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