概要:現役ゲームプランナーの視点から「ゲームクリエイターあるある」について紹介!
- ゲームクリエイターあるある①:「はい」「はい」言って仕事を引き受けていたら詰む
- ゲームクリエイターあるある②:理解したつもりで仕事を進めると詰む
- ゲームクリエイターあるある③:細かい部分にこだわり過ぎると残業が多くなる
- ゲームクリエイターあるある一覧
ゲームクリエイターあるある①:「はい」「はい」言って仕事を引き受けていたら詰む
ゲーム会社では、ゲームの制作進行の都合上、わりと突発的に仕事が降って来ます。
例えば、以下の通りです。
・「明日までに武器のテキストを書いて貰えない?」
・「来週までにアイテムのモデルを作って貰えない?」
・「今週末までに魔法のエフェクトを作って貰えない?」
こんな感じで急に仕事の依頼が来ることがあります。
こういった依頼は、大抵、急ぎの場合が多いです。
実際、僕も過去に何度も差し込み案件の対応をしたことがあります。その経験から言えます。
「はい」「はい」言って引き受けているとマジで詰みます
気づけば、いつの間にか、たくさん仕事を抱えることになります。
まだ右も左も分からない新人の頃、僕は来る仕事を拒まずに引き受けていました。
その結果、自分のキャパを超えて仕事を抱えてしまうことになりました。
無理な時は無理と言いましょう。また、引き受けた後に「やはり無理そう」と思ったら、早めに相談した方が良いです。
ゲームクリエイターあるある②:理解したつもりで仕事を進めると詰む
依頼内容についてキチンと摺り合わせずに「はい、分かりました!」「なるほど!」と言って、理解したつもりになって作業を進めると詰みがちです。
よくある例としては、以下の通りです。
・上司の要望とは異なる企画書や仕様書を書いてしまう
・仕様書と異なるデザイン、プログラム処理をしてしまう
・デザイナー、プログラマーから上がった問題を誤認識して上に報告してしまう
上記ミスは、新人がしがちです。もう何回も見てきました。実際、僕自身も過去に経験しています。
ゲーム会社では、通信同期、負荷、処理に関する難しい話が飛び交います。
そのため、キチンと摺り合わせをして理解する必要があります。
少しでも分からない部分がある場合は、きちんと相談しに行く。これをしないと、最終的にキレられます。
職種に関わらず知ったかぶりしたり勘違いしたりすると、詰みます。なので、摺り合わせは超重要です。
ゲームクリエイターあるある③:細かい部分にこだわり過ぎると残業が多くなる
「あれもしたい、これもしたい、ここを直そう」と言って、あまり拘り過ぎると、労働時間が非常に長くなります。
デザイナーに特に多い印象です。武器、モンスターなどの各種デザインにこだわって、遅くまで残業している人を見かけます。
ゲームプランナーの場合、企画書・仕様書にこだわって、遅くまで残って作業をしている人もいます。
ゲーム業界で4年間働いて思ったのは、ある程度のところで切り上げて、次の作業に行かないとマジで仕事が進まないです。
一つの仕事にあまり時間を掛けていると、「それ、まだやってるの?」となりがちです。また、身体にも悪いので、そこそこで切り上げることも重要です。
僕の場合は、基本的に「定時までに仕事を終わらせること」を意識して、作業を進めています。
ゲームクリエイターあるある一覧
今回紹介したあるあるについては、ゲームクリエイターなら、ほぼ体験すると思います。
実際、僕は新人の頃に全て踏み抜いてしまっています。
とはいえ、僕だけではなく、周りの同期とかも大体そんな感じでしたが。
その他のあるあるとしては、以下の通りです。
・お昼にカップラーメン食べがち
・デスクに漫画やフィギュアを置きがち
・ゲームプランナーは離席しがち
・デザイナーの私服は斬新がち
・プログラマーはキーボードクッション使いがち
・ディレクターがキレると皆静かになりがち
・新作ゲームの発売日は皆早く帰りがち
・プロジェクトマネージャーが自席に来ると皆ビビリがち
以上、ゲームクリエイターあるあるでした!
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