概要:「日本に実在した最強の剣技」について一挙紹介!
沖田総司「三段突き」
- 新選組一番隊組長である沖田総司が使用したとされる剣技
- 一度の踏み込みの間に三度の突きを繰り出した
自分はテコンドーをしているのだけれど、たまに組手中に頭に蹴りを貰うことがあって、「この人、いつ蹴りを出したんだ……?」って思います。
そんな感じなんですかね。
佐々木小次郎「燕返し」
- 巌流島の決闘で知られる剣士
- 刀を打ち下ろした後にまるで燕の羽のようにすぐさま刃を折り返して斬撃を繰り出す技
ネーミングセンスが好きです。
柳生宗厳「無刀取り」
- 戦国時代の武将
- 無手でありながら刀と対峙して相手を制する技
- 刀を奪って無力化することもあれば、そのまま組み臥せることもあった
ちなみに、無刀取りの極意は「斬られることも厭わずに飛び込む」とのこと。
完全に狂気の世界ですね。
刀相手に飛び込むって……
伊東 一刀斎「払捨刀(ほっしゃとう)」
- 江戸時代に隆盛した一刀流剣術の祖
- 技の詳細は不明
- 多数の刺客に寝込みを襲われた際、刀が無いにも関わらず、敵を打ち払ったとされる
「払って捨てる」と書いて、払捨刀(ほっしゃとう)ということで、防御系の技っぽい印象です。
伊東 一刀斎「夢想剣(むそうけん)」
- 江戸時代に隆盛した一刀流剣術の祖
- 無意識のもとに敵を斬り伏せる技
新選組の有名な剣士である斎藤一が剣のコツを聞かれた際、「敵を意識しないことだ」と言っていたけれど、夢想剣もそんな感じなのだろうか。
意識するとバレるっていうのは、確かにあるなと。
テコンドーの組手の際も意識せず出した蹴りの方がよく当たるんですよね。
示現流(じげんりゅう)「雲耀(うんよう)」
- 東郷重位が開祖となる示現流の剣技
- 剣技の極意「一の太刀を疑わず。二の太刀要らず」
- 一刀に全てを掛ける必殺の剣技
- 新撰組局長・近藤勇に「薩摩者と勝負する時には初太刀を外せ」と言わせしめるほどだった
ちなみに、雲耀(うんよう)という言葉は「雷」っていう意味です。
最初の一太刀は、それくらい速かったみたいです。
河上彦斎(かわかみ げんさい)「片手抜刀」
- 幕末の四大人斬りの一人
- 別名「人斬り彦斎」が独自に編み出した剣技
- 左足の膝が地面に着くほど後ろに伸ばした後に右手で斬撃を繰り出す
多くの暗殺事件に関わっていたということで、当時は鬼のように恐れられた剣士だったみたいです。
片手だけで刀を振るうとか凄すぎですね。
桐野利秋(きりの としあき)「桐野抜刀術」
- 薩摩藩の武士
- 特に居合に優れていると定評があった
- 桐野の抜刀は"軒先から雨粒が地面に落ちるまで三度抜刀した"とされる
- また、"通りすがりに歩調を崩すことなくそのまま抜刀した"とされる
強すぎでしょ。
多少、尾ひれが付いているとは思うけれど、それだけ居合が速かったというだったのだろうと思います。
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